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鎌倉・江ノ島日帰り旅行:大仏、寺社、江ノ電

鎌倉は、お寺と海を一日で楽しめる、東京からいちばん気軽な日帰り先です。JR横須賀線で約1時間。露座の大仏、長い参道の先に立つ大きな神社、江ノ島へ向かう小さな海辺の電車がそろっています。12世紀末に日本初の武家政権が置かれた町ですが、いまも山と海に挟まれた海辺の小さな町の雰囲気があります。下の一覧では、鎌倉と江ノ島の祭りやイベントを毎日更新しています。

鎌倉・高徳院の露坐の大仏
写真: あかれぎ, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

鎌倉とは

12世紀末、源頼朝が鎌倉に幕府を開き、それから100年以上にわたって鎌倉は日本の政治の中心でした。その時代から続く寺社が町じゅうにあり、「東の京都」と呼ばれることもあります。三方を山に、一方を海に囲まれた小さな市です。

隣の藤沢市にある江ノ島と鎌倉は、家々の軒先をかすめ、海沿いを走る小さな電車、江ノ電で結ばれています。長谷の大仏と長谷寺、鎌倉駅近くの鶴岡八幡宮と商店街、そして江ノ島を一日で回るのが定番です。

見どころ

石段の上に建つ鶴岡八幡宮の本宮
写真: Nerotaso, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons

鶴岡八幡宮は鎌倉でいちばん大切にされてきた神社で、1063年に創建され、1180年に源頼朝が今の場所に移しました。本宮は大石段の上に立ち、そこへ向かう若宮大路の中央には一段高い参道「段葛」が延び、桜並木が続きます。鎌倉駅東口から並行して延びる小町通りには、食べ物の店や和菓子、土産物店がぎっしり並びます。

江ノ電で3駅の長谷には、高徳院の鎌倉大仏があります。高さ約11mの銅造阿弥陀如来坐像で、1252年に造立が始まり、国宝に指定されています。かつて大仏を覆っていた大仏殿は台風や津波で倒れ、室町時代の末からは露座の姿です。少額の追加料金で大仏の胎内にも入れます。数分歩いた長谷寺は斜面に広がるお寺で、高さ9mを超える金色の木造十一面観音、弁天像が刻まれた洞窟「弁天窟」、海を見渡す展望台があります。

江ノ島へは、片瀬江ノ島駅か江ノ島駅から長い橋を歩いて渡ります。江島神社までの参道には店や食堂が並び、屋外エスカレーター「エスカー」で上り坂を楽に進めます。頂上の展望灯台「江の島シーキャンドル」からは相模湾が見渡せ、晴れた夕方は富士山と夕日が並ぶ景色も見られます。島の裏側にある岩屋は波の浸食でできた洞窟で、古くから信仰の場でした。

  • 高徳院の境内では、水分補給を除いて飲食も食べ物の持ち込みも禁止です。食事は参拝の前後に。
  • 鎌倉市のマナー条例では、小町通りのような狭い道や混雑した場所での食べ歩きを控えるよう呼びかけています。
  • 相模湾でとれる「しらす」をのせた丼は、鎌倉と江ノ島の名物です。

鎌倉の一年

6月の長谷寺、あじさいの小径を歩く参拝者
写真: rinia, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons

鶴岡八幡宮は関東でも指折りの初詣の社で、正月三が日を中心に200万人以上が訪れます。春には段葛が桜色に染まり、4月の第2日曜から第3日曜にかけての鎌倉まつりでは、時代装束の行列、舞殿での静の舞、流鏑馬が行われます。

6月はあじさいの季節で、一年でいちばん混む時期です。北鎌倉の「あじさい寺」明月院は青いあじさいで埋まり、長谷寺の斜面のあじさい路では、近年オンライン予約制の「あじさい券」が導入されています。7月と8月は由比ガ浜や材木座の海水浴シーズン。例年7月の鎌倉花火大会は、海面で扇形に開く水中花火が名物ですが、高波で中止になることがあり、予備日はありません。

8月初めのぼんぼり祭では、鎌倉ゆかりの文化人などが書画を寄せた約400のぼんぼりが参道に並び、夕方に灯がともります。9月中旬の例大祭は16日の流鏑馬神事で締めくくられます。紅葉は遅めで、例年11月下旬から12月上旬。長谷寺ではもみじのライトアップと夜間特別拝観が行われます。

混雑、時間帯、マナー

いちばん大変なのは6月の週末、ゴールデンウィーク、晩秋の休日です。鎌倉駅の江ノ電は乗るまでに長い列ができ、長谷の歩道は進まず、昼どきの飲食店は満席になります。できれば平日に、寺社を先に回りましょう。高徳院は朝8時に開門し、たいていの店より早く開きます。鎌倉市の「鎌倉観光混雑マップ」(konzatsu-kamakura.jp)で当日の混み具合も確認できます。

鎌倉高校前駅のそばの踏切は、江ノ電が道路と海の間を走る場所で、バスケットボールアニメ『SLAM DUNK』のオープニングに登場することから、写真を撮るファンが集まります。交通量の多い海沿いの道と線路に挟まれた狭い歩道です。鎌倉市のマナー条例は、車道に立ち止まっての撮影や線路の周辺での撮影をしないよう呼びかけています。歩道から撮り、道をふさがず、地元の人の通行を優先しましょう。

鎌倉はテーマパークではなく、人が暮らしている町です。寺社では静かに参拝し、狭い歩道で横に広がって歩かず、ごみは持ち帰り、リスに餌をやらないこと。海岸や公園では上空のトビが食べ物をねらってくるので、屋外で食べるときは気をつけましょう。

  • 長谷寺も江ノ島もハイキングコースも、階段と坂が多めです。歩きやすい靴で。
  • 江ノ電を何度も乗り降りするなら、1日乗車券を買っておくと券売機に並ばずに済みます。
  • 海水浴シーズンは7月と8月で、シャワーや更衣室のある海の家が開きます。

アクセスと周辺

七里ヶ浜の海沿いを走る江ノ電
写真: Kakidai, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

JR横須賀線なら東京駅や品川駅から鎌倉まで約1時間で、途中に北鎌倉駅があります。新宿や渋谷からは湘南新宿ラインも使えます。江ノ島へは、新宿から小田急江ノ島線の終点、片瀬江ノ島駅が便利で、橋まですぐです。江ノ電はこの二つを結び、鎌倉から長谷まで約7分、その先は鎌倉高校前を通って江ノ島、藤沢へ続きます。

一日で回るなら、北鎌倉の禅寺から歩いて鶴岡八幡宮と小町通りへ、江ノ電で長谷に移って大仏と長谷寺、最後に江ノ島で夕日、という流れがおすすめです。高徳院は長谷駅から徒歩約7分、長谷寺は約5分、鶴岡八幡宮は鎌倉駅から歩いて10分から15分ほどです。

帰り道の同じJR線上には横浜があり、箱根と組み合わせれば東京発の1泊2日旅行にもなります。

注目のイベント

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イベント一覧は毎日更新しています。

よくある質問

鎌倉は東京から日帰りで楽しめますか?

楽しめます。電車で約1時間なので、一日で大仏、長谷寺、鶴岡八幡宮、江ノ島まで回れます。

東京から鎌倉への行き方は?

東京駅か品川駅からJR横須賀線で約1時間、新宿や渋谷からは湘南新宿ラインです。江ノ島へは新宿から小田急線で片瀬江ノ島駅へ。

鎌倉大仏の中には入れますか?

入れます。拝観料とは別に少額の胎内拝観料がかかります。高徳院の拝観に予約は不要です。

鎌倉のあじさいの見頃はいつですか?

例年6月です。明月院と長谷寺が特に有名で、週末は長い行列になります。長谷寺のあじさい路では、近年オンライン予約制のあじさい券が導入されています。

スラムダンクの踏切はどこですか?

江ノ電の鎌倉高校前駅のすぐそばにある踏切です。撮影は歩道から、車道や線路の近くには立ち入らないでください。

鎌倉の海で泳げますか?

7月と8月の海水浴シーズンなら泳げます。由比ガ浜や材木座に海の家が開きます。それ以外の時期は散歩やサーフィンの海です。

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