みなとみらい:海辺のアリーナとホール
みなとみらいは、横浜駅から桜木町にかけての臨海エリアです。約2万席のKアリーナ横浜は音楽専用につくられた会場で、みなとみらい線の新高島駅から徒歩5分ほど、横浜駅からは10分あまりです。約1万2,000人収容のぴあアリーナMMは、みなとみらい駅と桜木町駅のあいだにあり、駐車場がないので来場は電車が基本です。
みなとみらい駅近くのパシフィコ横浜は、展示ホールと国立大ホールを備えた大型の会議・展示施設で、見本市やファンイベント、コンサートが開かれます。開演前は桜木町からのロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」や港沿いの散歩で時間をつぶせます。
- 大きな公演のあとは最寄り駅で入場規制がかかります。横浜駅や桜木町駅まで10分から15分歩くほうが早いことも多いです。
赤レンガ倉庫、山下公園、港の一年
横浜赤レンガ倉庫は、海沿いに建つ旧税関倉庫を改装した2棟の建物で、前のイベント広場ではほぼ毎週末なにかが開かれています。2003年から続く秋のオクトーバーフェストに加え、ドイツ風のクリスマスマーケットは例年11月下旬からクリスマス当日まで開かれます。少し東へ歩けば海沿いの山下公園で、戦前の貨客船で国の重要文化財でもある氷川丸が係留され、船内を見学できます。すぐそばにはバラ園もあります。
港には港の暦があります。6月2日の開港記念日を祝う横浜開港祭は、例年、海上の花火と光の演出で締めくくられます。夏、例年8月ごろのみなとみらいの花火大会は、約2万発を音楽に合わせて30分足らずで打ち上げます。10月初めの横濱ジャズプロムナードでは、関内周辺のホールやジャズクラブ、街角にジャズが流れ、街角ライブの多くは無料です。
- 港の花火は海沿いから無料で見られることが多いですが、打ち上げ場所近くの有料席も販売されます。
- 冬の港は海風で都心より寒く感じます。クリスマスマーケットには一枚多く着ていきましょう。
中華街と三溪園
国内最大級の横浜中華街は、みなとみらい線の元町・中華街駅とJRの石川町駅のあいだに広がっています。中心には、1862年の小さな祠に始まるとされる関羽を祀る関帝廟と、海の女神を祀る媽祖廟があります。中華街では1986年から春節を祝っていて、旧暦に合わせるため時期は1月下旬から2月ごろです。前夜には廟でカウントダウンがあり、太鼓と爆竹のなか獅子舞が店を回る「採青」、締めくくりの元宵節の灯籠祭と続きます。
市の南部にある三溪園は、生糸商の原三溪がつくった広大な日本庭園で、京都や鎌倉などから移築された17棟ほどの歴史的建造物が点在し、池を見下ろす丘には三重塔が建ちます。春の桜(年によっては夜間ライトアップも)と秋の紅葉の時期がとくにきれいです。横浜駅東口から市営バスで約40分、またはJR根岸駅からバスで行けます。
- 中華街の人気店は週末の昼過ぎに長い行列ができます。早めか遅めに行くか、食べ歩きで楽しむのも手です。
- 春節の獅子舞の時期は細い路地がとても混みます。子ども連れは手を離さないように。
野球とスタジアム公演
横浜公園の中にある横浜スタジアムは横浜DeNAベイスターズの本拠地で、統率のとれた応援も含めて日本の野球を味わえます。関内駅(JR・ブルーライン)やみなとみらい線の日本大通り駅から徒歩3分ほどで、中華街や港もすぐです。
新横浜の日産スタジアムは約7万2,000席を誇る国内最大のスタジアムで、横浜F・マリノスの本拠地であり、夏には大規模なスタジアムツアーも開かれます。新幹線も止まる新横浜駅から徒歩12分から14分ほど、JR横浜線の小机駅からは7分ほどです。長年コンサート会場として親しまれている横浜アリーナも新横浜にあります。
- スタジアム公演のあとは小机駅も新横浜駅も行列になります。どちらを使うか事前に決めておきましょう。
行き方と帰り方
渋谷からは東急東横線がそのままみなとみらい線に乗り入れているので、乗り換えなしでみなとみらい、日本大通り、元町・中華街まで行けます。副都心線(池袋、新宿三丁目)からの直通列車も多く走っています。東京駅や品川駅からはJR東海道線、横須賀線、京浜東北線で横浜駅へ、新宿や渋谷からは湘南新宿ラインが便利です。京浜東北・根岸線はそのまま桜木町、関内、石川町へ続くので、港や中華街に向かうときに使えます。
みなとみらい線は別会社の路線なので、横浜駅から乗り継ぐと少し運賃が加算されます。大きなイベントの夜は、開演前にホテルまでの終電を確認しておきましょう。