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東京のお祭りガイド 2026

お祭りは神社や町内の行事です。そろいの半纏を着た担ぎ手が神輿を揺らしながら町を練り歩き、太鼓や笛が響き、通りには屋台が並びます。東京では一年中どこかで開かれていて、大きな祭りは5月、6月、8月に集中し、秋には町内の小さな例大祭が続きます。下の一覧は毎日更新しているので、有名な祭りから近所の祭りまで、次に開かれるものがいつでもわかります。

神田祭で神田明神の境内を練る神輿と法被姿の担ぎ手
写真: 江戸村のとくぞう, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

一年の祭りカレンダー

神輿の季節といえば5月です。浅草の三社祭が5月の第3週末に開かれ、奇数年には神田明神の神田祭が5月中旬に行われます。6月は日枝神社の山王祭で、本祭は偶数年です。神田祭と山王祭は1年ごとに交代で本祭を行い、そうでない年は規模の小さい蔭祭になります。

夏は盆踊りの季節で、7月から8月にかけて寺の境内や公園、商店街でやぐらを囲んで踊ります。8月には深川八幡祭り、東京高円寺阿波おどり、例年なら浅草サンバカーニバルもあります。9月は各地の神社の例大祭が続き、規模は小さくても地元の空気が濃い時期です。11月は酉の市、12月と1月は世田谷のボロ市、2月初めには寺社で節分の豆まきがあります。冬に一覧が少なく見えたら、このあたりが目安です。

代表的な大きな祭り

三社祭で人波の浅草寺境内を進む神輿
写真: View_of_mikoshi_from_sensoji_Sanja_Matsuri_2006-2.jpg : * View_of_mikoshi_from_sensoji_San, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons

三社祭は浅草寺のすぐ隣にある浅草神社の祭りで、5月の第3週末の3日間に行われます。土曜には町内神輿およそ100基が浅草を練り歩き、日曜には本社神輿3基が早朝に宮出しされ、日没後に宮入りします。東京でも指折りの混雑する週末です。

秋葉原に近い神田明神の神田祭と、赤坂の日枝神社の山王祭は、深川八幡祭りとあわせて江戸三大祭りと呼ばれます。どちらも本祭の年には装束姿の長い行列が都心を巡り、神田祭では週末に町内の神輿が次々と神社に宮入りします。富岡八幡宮の深川八幡祭りは3年に一度の本祭で50基を超える大神輿が練り歩き、沿道から担ぎ手に水をかけるので「水かけ祭り」とも呼ばれます。本祭以外の年は規模が小さくなります。

8月最終の土日に開かれる東京高円寺阿波おどりは、JR高円寺駅周辺の通りに約1万人の踊り手が集まり、2日間で100万人近くが訪れます。1957年に始まり、本場の徳島に次ぐ規模の阿波おどりとして知られています。浅草サンバカーニバルは夏の終わりに雷門近くの通りをサンバチームがパレードするコンテストで、数十万人の観客が集まります。

秋と冬:熊手とボロ市

浅草・鷲神社の酉の市で縁起熊手が並ぶ露店
写真: Yoshikazu TAKADA from Tokyo, Japan, CC BY 2.0, Wikimedia Commons

酉の市は、11月の酉の日に鷲神社や大鳥神社などで開かれます。酉の日は12日ごとに巡ってくるので年に2回か3回あり、一の酉、二の酉、三の酉と呼ばれます。最も大きいのは浅草の鷲神社で、商売繁盛の縁起物である熊手の店が約150軒並びます。新宿の花園神社の酉の市もよく知られています。熊手が売れると売り手と買い手が一緒に手締めをし、毎年少しずつ大きな熊手に買い替えていくのが習わしです。

世田谷ボロ市は400年以上の歴史がある市で、毎年同じ12月15日・16日と1月15日・16日に、代官屋敷を中心としたボロ市通りで開かれます。骨董や古着物、道具、植木、食べ物などの店が数百軒並び、1日に約20万人が訪れます。最寄りは東急世田谷線の上町駅と世田谷駅で、どちらも徒歩数分です。

神輿の見方とマナー

神輿は神さまを乗せて町を巡るものなので、敬意を持って見ましょう。触らない、前に立ちはだからない、上に乗らないのが基本です。三社祭では神輿に乗る行為が長く問題になっていて、逮捕者が出たこともあります。担ぐのは町会などの担ぎ手で、参加するには団体に属し、その半纏を着る必要があります。早めに相談すれば外部の人を受け入れる団体もあります。

動いている神輿のまわりでは人の波が急に押し寄せ、担ぎ手も大きく揺らします。沿道の端に立ち、子どもと荷物は手元に置き、係員や警察の誘導に従いましょう。沿道から写真や動画を撮るのは問題ありませんが、道の真ん中で立ち止まらない、至近距離でフラッシュを使わない、一人を大きく写すときは声をかける、といった配慮を。人混みの上でドローンを飛ばすには国の承認が必要なので、持ち込まないでください。

  • 神輿の日程やルートは、神社や町会が1週間から2週間前までに発表することが多いです。
  • 三社祭のように、神輿の現在地をネットで確認できるようにしている祭りもあります。公式サイトを見てみましょう。
  • 境内では鳥居の前で一礼し、参道の中央を避け、灯籠や人の通る階段に座らないようにしましょう。

屋台、現金、ゴミ、服装

屋台は祭りの楽しみの半分です。焼きそば、たこ焼き、イカ焼き、チョコバナナ、かき氷、冷えたビールなどが並びます。ほとんどが現金のみなので、小銭と千円札を用意しましょう。交通系ICやQR決済に対応する店も少しずつ増えています。串ものを持って人混みを歩かず屋台の近くで食べ、ゴミは屋台のゴミ箱に入れるか持ち帰りましょう。東京は街中にゴミ箱が少ないです。

夏の祭りは暑さと屋外での長い待ち時間を覚悟して、歩きやすい靴と水を用意しましょう。盆踊りや夏祭りでは浴衣姿も普通で、盆踊りの輪には誰でも入れます。少し見てから前の人の動きをまねすれば大丈夫です。多くの祭りは「小雨決行」で、神輿は雨でも担がれることがよくありますが、荒天では行事の一部が中止になることもあります。祭りの通り沿いはトイレが少ないので、駅やコンビニで済ませてから向かいましょう。

  • 大きな祭りの日は神社近くの駅が混み合います。一つ離れた駅から歩くほうが早いこともよくあります。
  • その年が本祭か、規模の小さい蔭祭かを確認してから予定を立てましょう。

注目のイベント

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よくある質問

観光客も神輿を担げますか?

基本的には町会などの団体に属し、その半纏を着た人が担ぎます。事前に相談すれば受け入れてくれる団体もありますが、当日の飛び入りはできません。

お祭りの見物は無料ですか?

見物は無料です。屋台の飲食代は別で、一部の行事では有料の観覧席や舞台公演があります。

三社祭はいつですか?

5月の第3週末で、例年金曜から日曜の3日間です。本社神輿の宮出しは日曜の早朝です。正確な日程は浅草神社の公式サイトで確認してください。

神田祭と山王祭の本祭は何年ですか?

交代で本祭を行います。神田祭は奇数年の5月中旬、山王祭は偶数年の6月が本祭で、もう一方の年は規模の小さい蔭祭です。

屋台でカードは使えますか?

ほとんどの屋台は現金のみなので、小銭と千円札を用意しておくと安心です。交通系ICやQR決済が使える店も一部あります。

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