1月の天気と服装
1月は寒く乾燥していて、晴れの日が多い月です。気象庁の平年値では日中の最高気温が9〜10℃前後、朝晩の最低気温は1〜2℃前後で、降水量は1年のなかでも少ない部類です。多くの冬は数日ほど雪が降ります。積もらなくても電車が遅れることがあるので、雪の予報が出た日は時間に余裕を持って動きましょう。日の入りは16時40分から17時ごろと早めです。
服装は厚手のコート1枚より重ね着が便利です。神社や皇居の行列など外で待つ時間にはマフラーと手袋があると安心ですが、電車や店内、美術館は暖房がよく効いています。室内はかなり乾燥するので、リップクリームやハンドクリームがあると楽です。空気が澄んだ朝は、都内の高い場所から富士山が見えやすい季節でもあります。
- コンビニの貼るカイロを上着の内側に貼っておくと、屋外での長い待ち時間がずっと楽になります。
- 自販機で赤いラベルの付いた飲み物はホットです。手を温めるのにも役立ちます。
三が日:休業、初詣、新年一般参賀
1月1日は元日で、1年でいちばん大切なお休みの始まりです。1日から3日までは個人経営の飲食店や商店、美術館や博物館の多くが休み、会社もだいたい4日ごろまで休みます。コンビニやチェーン店、大きな駅の中の店は営業しています。百貨店はふつう2日か3日に初売りを始め、福袋の人気のものは開店から数分で売り切れます。
三が日は初詣の時期でもあります。明治神宮、浅草寺、神田明神には大勢の人が訪れ、警察の誘導で区切りながら少しずつ進みます。1月2日には皇居で新年一般参賀が行われ、皇族の方々が1日に数回、宮殿のベランダにお出ましになります。正門から入り、入場は無料で、近年は事前の申し込みも不要ですが、長い列と手荷物検査があります。2日と3日は箱根駅伝の日で、2日に大手町を出発し3日に戻ってくる大学駅伝を、沿道で大勢の人が応援します。
毎年1月6日には東京消防庁の出初式が有明の臨海部で開かれ、江戸の火消しの装束をまとった人たちが高いはしごの上で技を見せます。近年は式典会場の観覧が事前応募制(応募多数なら抽選)で、受付は10月から11月ごろなので、秋のうちに東京消防庁のページを確認しておきましょう。
- 混雑を避けたいなら、初詣は4日以降か早朝がおすすめです。
- 三が日に美術館や目当てのお店へ行くなら、営業日を事前に確認しておきましょう。
1月中旬:成人の日、初場所、ボロ市
1月の第2月曜日は成人の日で、祝日です。各区が二十歳を迎える人のための式典を開きます。式典そのものは住民向けですが、区の会場や大きな神社、写真館の周りでは振袖姿の女性や、スーツや袴姿の男性をたくさん見かけます。明治神宮ではこの日に伝統的な弓の神事も行われます。
大相撲の初場所は両国国技館で15日間開かれ、ふつうは1月の第2日曜日に始まります。週末のチケットは特に早く売り切れますが、後方の手ごろな席からでも土俵の儀式は十分に味わえます。毎年1月15日と16日には、1578年に始まったとされる世田谷のボロ市が開かれます。東急世田谷線の上町駅と世田谷駅の近くの通りに数百の露店が並び、骨董や古道具、着物、植木、食べ物が売られます。名物はその場でつく代官餅です。現金を持って行きましょう。
- ボロ市は週末の昼がいちばん混みます。平日の午前中なら歩きやすいです。
- 成人の日の連休は大きな神社や撮影スポットが混みます。静かに写真を撮りたいなら早めの時間に。
イルミネーション、セール、冬の味覚
イルミネーションはクリスマスで終わりではありません。大きな会場の多くは1月いっぱい、なかには2月まで点灯していて、年が明けると12月よりずっと空いています。1月はセールの季節でもあり、年明けに始まる冬のセールは百貨店やファッションビル、家電量販店で月末まで続きます。
温かい食べ物がおいしい季節です。鍋、コンビニのおでん、焼き芋の移動販売があちこちで見られ、いちごも旬に入ります。ホテルのいちごビュッフェは早めに予約が埋まります。1月7日には七草がゆを食べる習慣があり、その週はスーパーに七草のセットが並びます。
祝日、混雑、旅の費用
1月の祝日は元日と成人の日の2日です。2日と3日は法律上の祝日ではありませんが、銀行や多くの会社が休むので、実際には3日までがお正月休みです。年末年始の休みの始まりと終わりは帰省の人で新幹線や飛行機が混み合います。
それを過ぎると、1月は観光客が比較的少ない月です。春や秋に比べてホテルも観光地も落ち着いていることが多いものの、1月下旬から2月にかけての旧正月(春節)のころはアジア各地からの旅行者が増えます。お正月そのものに合わせて来るなら、早めに予約し、休業日を前提に予定を組みましょう。
- 年始の新幹線や飛行機は早くから埋まります。日程が決まったらすぐに予約を。