2月の天気と服装
2月はまだ冬です。気象庁の平年値では日中の最高気温が10〜11℃前後、朝晩の最低気温は2℃前後で、1月と同じくらい乾燥していて日差しもたっぷりあります。雪が降りやすいのは1月と2月で、数年に一度はまとまった雪でバスが止まり、電車が1〜2日乱れることもあります。月末になると暖かい日も出てきますが、3月までは寒の戻りがくり返されます。
服装は1月と同じ考え方で大丈夫です。外では暖かいコートとマフラー、手袋を、中には暖房の効いた電車や店で脱ぎやすい薄手の重ね着を。梅の名所や神社の境内は砂利や土の道が多いので、雨や雪解けのあとでも歩きやすい靴がおすすめです。
- 大雪の予報が出た日は早めに出かけ、時間に余裕を持って。駅の階段や歩道が滑りやすくなります。
- 屋外の行事や庭園では、コンビニの貼るカイロがかなり役立ちます。
節分:春を迎える豆まき
節分は旧暦で春が始まる立春の前日で、多くの年は2月3日、年によっては2月2日です。祝日ではありません。家庭では「鬼は外、福は内」と豆をまき、年の数だけ豆を食べる人も多くいます。夜は恵方巻の時間で、その年の恵方を向いて黙って1本食べきるのがならわしです。コンビニやスーパーのどこにでも並びます。
大きなお寺や神社では、舞台から豆や小袋に入った福豆をまく豆まきが行われます。浅草寺、芝公園の増上寺、大田区の池上本門寺、神田明神がよく知られていて、力士やタレントが参加することもあります。近所の神社の豆まきは規模が小さく和やかで、子どもたちが前のほうに並び、福豆をもらえる確率も高めです。
- 大きな豆まきは30分ほど前に着いておくのがおすすめ。トートバッグを広げると小袋を受け取りやすいです。
梅:1年で最初の花見
梅はまだ寒いうちに咲き始めます。暖かい年は1月下旬から開き、多くの庭園は2月中旬から3月上旬が見頃です。桜より花は小さめですが香りがよく、人出も少なく、場所取りもないので、1年でいちばん落ち着いて楽しめる花見かもしれません。
上野に近い湯島天神は受験生が合格祈願に訪れる神社で、2月上旬から3月上旬まで梅まつりを開き、露店や週末の催しがあります。2月は受験シーズンなので、境内には合格を願う絵馬もたくさん掛かっています。世田谷の羽根木公園は丘の斜面に数百本の梅があり、小石川後楽園は梅林のある江戸時代の大名庭園、江東区の亀戸天神では梅と東京スカイツリーを一緒に眺められます。
- 梅まつりの露店や舞台は週末だけのことが多いです。平日は静かですが、そのぶん催しは少なめです。
チョコレート、春節、屋内のイベント
1月中旬から、百貨店ではフロアをまるごと使ったバレンタインのチョコレート催事が始まり、国内外のショコラティエが集まって初日は長い列ができます。日本では2月14日は女性がチョコを贈る日とされ、恋人だけでなく職場で気づかいとして配ることもあり、男性は3月14日のホワイトデーにお返しをします。最近は自分へのご褒美に良いチョコを買う人も増えています。
横浜中華街では春節(旧正月)を2週間ほどかけて祝い、獅子舞や皇帝の衣装のパレード、獅子が1軒ずつ店を回る行事があります。日にちは旧暦で決まるので、1月下旬から2月のどこかになります。最寄り駅はみなとみらい線の元町・中華街駅で、都心から1時間かかりません。屋内では、フィギュアとガレージキットの大きな催し、ワンダーフェスティバルの冬の回がふつう2月に千葉の幕張メッセで開かれ、2月まで点灯を続けるイルミネーションもあります。
祝日、混雑、旅の費用
2月の祝日は2月11日の建国記念の日と、2月23日の天皇誕生日です。天皇誕生日には皇居で一般参賀があり、午前中に数回、天皇陛下が宮殿のベランダにお出ましになります。入場は無料で近年は事前申し込みも不要ですが、早い時間から列ができます。祝日が日曜日に重なると翌月曜日が振替休日になり、連休になると日帰りの行楽地が混みます。
2月は全体に観光客が少なめで、ホテル代も春や秋より安いことが多い月です。例外は春節のころで、アジア各地からの旅行者が増えます。東京マラソンを2月の大会と思っている人もいますが、近年は3月の第1日曜日に開かれています。
- 祝日で連休になる年は、箱根や鎌倉などの日帰り旅行を早めに予約しましょう。
- 月曜休みの美術館は、祝日の月曜は開館して翌日休むことが多いので、事前に確認を。