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お祭りの屋台で何を食べる?定番グルメと楽しみ方

東京のお祭りの楽しみの半分は、参道に並ぶ屋台です。どの祭りでも並ぶ品はほとんど同じで、だからこそ一度覚えれば、あとは自分の好きな一皿を探す楽しみになります。定番の食べ物と遊び、周りに迷惑をかけない食べ方をまとめました。下の祭りの一覧は毎日更新しています。

豊島区椎名町の夜祭り、明かりの灯る屋台が並ぶにぎやかな通り
写真: Daniel Lu ( User:dllu ), CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

鉄板の定番:焼きそば、たこ焼き、お好み焼き

屋台の鉄板でピックを使って焼かれるたこ焼き
写真: nakashi from Chofu, Tokyo, JAPAN, CC BY-SA 2.0, Wikimedia Commons

ヘラの音がする方へ行けば焼きそばがあります。大きな鉄板でキャベツと少しの豚肉と一緒に炒め、甘めの濃いソースをからめて青のりと紅しょうがをのせたもの。透明のパックに輪ゴムで留めて渡され、どの祭りでも外れの少ない腹ごしらえです。

たこ焼きは外はカリッと、中はとろりと熱いのが身上です。ソース、マヨネーズ、青のり、かつお節がのっていて、湯気でかつお節が踊ります。中は見た目よりずっと熱いので、まず小さくかじって湯気を逃がしてください。

お好み焼きの屋台では、麺を重ねた広島風を「広島焼き」として売っていることもあります。広島の人はこれも単にお好み焼きと呼ぶので、そこは豆知識として。どちらもボリュームがあり、何人かで分けるのにちょうどいい一品です。

  • 行列があって鉄板で焼きたてを出している店を選ぶのが確実です。作り置きは麺も生地もしんなりしがちです。
  • 分けて食べるなら、割り箸やつまようじを多めにもらっておきましょう。

串もの、揚げもの、じゃがバター

東京の屋台でいかやきといえば、イカを丸ごと串に刺して醤油だれで焼いたもの。香ばしい匂いが参道の先まで届きます(大阪の「いか焼き」は生地にイカを入れた平たい粉もので、別物です)。隣には焼き鳥や牛串、ケチャップとマスタードを自分でかけるフランクフルトが並びます。

からあげは紙カップに入っていて、立ったまま楊枝で食べられます。じゃがバターは蒸したじゃがいもに十字の切れ目を入れ、バターをのせたもの。店によっては醤油やマヨネーズもかけてくれます。少し涼しい夜に外で食べると、驚くほどおいしく感じます。

甘いもの:チョコバナナ、りんご飴、わたあめ

吉祥寺の祭りの屋台に並ぶりんご飴とチョコバナナ
写真: nakashi from Chofu, Tokyo, JAPAN, CC BY-SA 2.0, Wikimedia Commons

チョコバナナは子どもが最初に指さす屋台の代表です。店主とじゃんけんをして勝てばもう一本、という店もあります。りんご飴は小ぶりのりんごを赤い飴で包んだもので、最近はいちご飴のほうが写真映えで人気です。飴は固いので、少しずつかじるのがコツです。

わたあめはキャラクターの絵が入った大きな袋で売られていて、子どもの目当てはむしろ袋のほうかもしれません。あんこやカスタードのたい焼き、焼きたてのベビーカステラも定番です。

かき氷、飲みもの、冬の温かいもの

深川祭りの屋台に並ぶ色とりどりのかき氷シロップ
写真: Daderot, CC0, Wikimedia Commons

夏の夜はかき氷です。シロップはいちご、メロン、レモン、ブルーハワイが定番。よく知られた話ですが、一般的なシロップは味のベースがほぼ同じで、違うのは色と香りなので、色で選んで大丈夫です。溶けて甘い水になる前に、早めに食べましょう。

ラムネはビー玉で栓をしたガラス瓶のサイダーです。付属の玉押しでビー玉を押し込み、泡が落ち着くまで数秒押さえます。飲むときは瓶のくぼみにビー玉を引っかけると詰まりません。氷水で冷やしたビールやハイボール、お茶も買えます。飲酒は20歳からです。

冬の祭りや初詣の屋台では顔ぶれが変わります。甘酒は紙コップで温かく出され、神社が無料でふるまうこともあります。寒い日の屋台にはおでんも並び、手を温めるにはこれが一番です。

  • 酒粕の甘酒はわずかにアルコールを含むことがあり、米麹の甘酒はノンアルコールです。気になるなら聞いてみましょう。
  • 真夏のかき氷はすぐ溶けます。食べる場所を確保してから最後に買うのがおすすめです。

屋台の遊び:金魚すくい、ヨーヨー釣り、射的

金魚すくいは、薄い紙を張った「ポイ」で金魚をすくう遊びです。斜めに水に入れ、動かし続けて、水面近くの金魚を狙うのがコツ。紙が破れても1、2匹持たせてくれる店が多いので、家で飼えるかどうかを先に考えておきましょう。

ヨーヨー釣りは、こよりの先の小さな針で水風船を釣り上げる遊び。射的はコルク銃で棚の景品を落とします。最近は見かけることが減った型抜きは、薄い板状の菓子から針で形をくり抜き、割らずに抜けたら景品がもらえます。どれも1回数百円程度です。

まわりに気をつかう食べ方

お祭りで外で食べるのは普通のことですが、人の流れから外れ、屋台のそばや会場の飲食スペースで立ち止まって食べるのが基本です。混雑の中を熱い串やかき氷を持って歩くと、浴衣を汚したり子どもに当たったりします。寺社の門前の商店街ではもっと厳しく、たとえば浅草の仲見世では食べ歩きを控え、買った店のそばで食べるよう呼びかけています。

本殿の前や社殿の階段で食べるのは避け、神輿や担ぎ手の近くでは飲み物にも気をつけましょう。屋台の横の椅子やベンチは、その店のお客さん用です。

現金、値段、ごみ、アレルギー

屋台はほとんどが現金払いです。日本のQR決済が使える店もありますが、海外のカードはまず使えません。一皿はたいてい数百円、牛串や大盛りは1,000円を超えることもあるので、千円札と100円・500円玉で数千円あれば一晩楽しめます。最初の店で一万円札を出すのは嫌がられがちです。

東京は街にごみ箱が少ないので、大きな祭りでは分別できる臨時のごみ置き場が設けられます。容器を引き取ってくれる屋台もありますが、なければ袋に入れて持ち帰りましょう。

その場で調理して売る屋台の食べ物には、原材料やアレルギーの表示義務がありません。アレルギーがある人は直接たずね、食べられないものを日本語で書いたメモを用意しておくと安心です。生地やソースには小麦、マヨネーズには卵が入っています。

  • ウェットティッシュがあると便利です。ソースや飴で手がべたべたになっても、会場に水道はほとんどありません。
  • 小銭は100円玉と500円玉を多めに。遊びの屋台は硬貨で払うことが多いです。

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よくある質問

屋台でクレジットカードは使えますか?

ほとんど使えません。現金、それも千円札と小銭を用意しましょう。日本のQR決済に対応した店がたまにある程度です。

屋台の食べ物はいくらくらいですか?

焼きそばやたこ焼き、甘いものはたいてい一つ数百円です。牛串や大盛りは1,000円を超えることもあります。

お祭りで食べ歩きをしてもいいですか?

祭りの人混みでは大目に見られていますが、脇によけて屋台のそばで食べるのがマナーです。浅草の仲見世のように、食べ歩きを控えるよう呼びかけている通りもあります。

アレルギーがあっても屋台の食べ物を食べられますか?

その場で作る屋台の食べ物には表示義務がないので、店の人に直接たずねてください。生地やソースには小麦、マヨネーズには卵が使われています。

金魚すくいの金魚は持ち帰れますか?

多くの店で持ち帰れ、ポイが破れても1、2匹もらえることがよくあります。金魚は何年も生きるので、水槽を用意できる場合にしましょう。

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