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7月1日からのシーズン シーズン:7月1日から8月31日まで

東京の夏祭り 2027

7月中旬から8月末にかけて、東京の夜は太鼓の音であふれます。お寺や公園の盆踊り、商店街を埋めつくす踊りのパレード、担ぎ手に水を浴びせる神輿渡御。ほとんどが無料で、ふらっと行っても楽しめ、暑さが少しやわらぐ日没後が本番です。下のリストでは盆踊り、踊りのパレード、そのほかの夏祭りを毎日更新しています。

花園神社の盆踊り、提灯を張ったやぐらの周りを浴衣で踊る人たち
写真: Yasu, Public domain, Wikimedia Commons

東京の夏祭りシーズン

東京では7月13日から16日ごろにお盆を迎える「7月盆」が伝統で、全国的な8月のお盆とはずれています。そのため東京の夏は二段構えで、7月中旬にお寺や神社の行事、8月には町内の盆踊りや大きな踊りのパレードが続きます。いちばんの山場は8月の最後の2つの週末で、大きな祭りが同じ週末に重なることもよくあります。

花火大会は別のガイドで紹介しています。このページでは踊り、献灯、そして夏の街を彩るお祭りを取り上げます。

盆踊り:だれでも入れる踊りの輪

盆踊りは、太鼓と提灯をのせた櫓(やぐら)を囲んで輪になって踊る行事です。東京音頭や炭坑節、その土地のご当地音頭など、同じ曲が一晩に何度も流れます。お寺の境内、公園、校庭、商店街と、どの区でもいくつも開かれていて、多くは町会や商店会の手づくりです。

有名なのが築地本願寺の納涼盆踊り大会で、7月下旬から8月初めの数日間、築地場外市場のお店による屋台も並びます。最寄りは日比谷線の築地駅です。中央区の浜町公園で開かれる「大江戸まつり盆おどり大会」は大きな櫓舞台と民謡歌手の生歌が特徴で、例年、子ども向けの盆踊りタイムもあります。

盆踊りは見るより踊るものです。慣れていそうな人のうしろについて、手と足をまねしてみてください。短い振りのくり返しなので、三周もすれば体が覚えます。間違えても気にする人はいませんし、年配の踊り手さんが教えてくれることもよくあります。

  • 盆踊りはほとんどが無料・予約不要です。区の掲示板や商店街のポスターで「盆踊り」の文字を探してみましょう。
  • 「小雨決行」は小雨なら開催、「雨天中止」は雨なら中止という意味です。
  • 住宅地のすぐそばなので、終わりは早め。21時ごろに終わる会が多いです。

踊りのパレード:阿波おどり・よさこい・エイサー・サンバ

高円寺の通りを踊り進む、ピンクの着物と編笠の阿波おどりの連
写真: Tyoron2, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons

代表格は東京高円寺阿波おどりです。1957年に始まり、いまでは約150連、約1万人の踊り手がJR高円寺駅周辺を2日間の夕方から夜にかけて踊り歩き、見物客は100万人ほど。例年8月下旬に開かれます。編み笠を深くかぶった女踊りの列、腰を落として跳ねる男踊り、鳴りやまない三味線と鉦。道幅がせまいので混雑は相当で、特に混む場所では警察が立ち止まらないよう誘導します。

原宿表参道元氣祭スーパーよさこいは8月下旬の週末に、全国から100を超えるチームが明治神宮、表参道、代々木公園一帯で演舞します。高知発祥のよさこいは、鳴子を手に派手な衣装でアップテンポの曲を踊るのが特徴です。7月下旬の土曜日には新宿エイサーまつりがあり、沖縄のお盆の踊りエイサーが新宿駅周辺を練り歩きます。1981年から続く浅草サンバカーニバルは、例年8月下旬の土曜日に馬道通りから雷門通りをサンバチームがパレードします。

  • パレードのコースは交通規制されスタッフが立っています。横断はスタッフの指示に従い、踊りの列を横切らないようにしましょう。
  • 8月下旬は大きなパレードが同じ週末に重なることがあります。移動は思ったより時間がかかるので、一晩に一つが無難です。
  • 最前列をとるなら開始1時間前には到着を。遅れて着いたら、小さな子の後ろの二列目がねらい目です。

献灯、水かけ、屋台:そのほかの夏祭り

靖国神社のみたままつりは毎年7月13日から16日、東京のお盆の時期に開かれ、参道に3万を超える献灯やぼんぼりが並び、夜に灯がともります。近年は境内に露店が出ず、キッチンカーが中心で、境内での酒宴は禁止されています。最寄りは九段下駅です。

門前仲町駅近くの富岡八幡宮で8月中旬に行われる深川八幡祭りは、3年に一度の本祭りの年に50基を超える町神輿が連合渡御し、沿道から担ぎ手に水を浴びせる「水かけ祭り」として知られます。本祭り以外の年は規模が小さくなります。8月下旬の週末には麻布十番納涼まつりがあり、商店街の店に加えて全国各地の名産品の屋台が並ぶ、食べ歩きの祭りです。

  • 深川の本祭りで沿道に立つなら、ずぶぬれ覚悟で。スマホはチャック付きの袋に入れておくと安心です。
  • 麻布十番は夜になるほど混みます。子ども連れなら夕方の早い時間がおすすめです。

暑さ、浴衣、現金、ごみ

東京の夏は蒸し暑く、35度を超える午後もめずらしくありません。危険な暑さが予想される日には、環境省が前日の夕方か当日の早朝に「熱中症警戒アラート」を発表します。できれば夕方以降に出かけ、のどが渇く前に水分を、汗をかいたら塩分やスポーツドリンクもとりましょう。めまいや頭痛を感じたらすぐに座って休み、近くのスタッフに声をかけてください。

夏祭りでは浴衣姿がふつうで、浅草などには着付けまでしてくれるレンタル店があります。自分で着るときは、左の身頃が上にくる「右前」が正しい合わせ方です。新しい下駄は足が痛くなりやすいので絆創膏があると安心です。屋台は現金のみの店が多いので、小銭と千円札を用意しましょう。街なかのごみ箱は少ないので、屋台のごみ箱を使うか持ち帰りを。パレード沿いはトイレが少ないため、駅やコンビニで先にすませておくのがおすすめです。終了後1時間ほどは電車も混み合います。

  • 午後のパレードに行く前に、環境省のサイトや天気アプリで熱中症警戒アラートを確認しましょう。
  • 前の晩に凍らせたペットボトルは数時間冷たいまま。タオルとうちわも一緒に。
  • 大きなパレードのあとは、最寄り駅に並ぶより隣の駅まで歩いたほうが早いことがよくあります。

そのほかの夏祭り 1

イベント一覧は毎日更新しています。

よくある質問

盆踊りは飛び入りで参加できますか?

できます。盆踊りの輪はだれでも入れます。前の人の動きをまねすれば大丈夫で、初めての人にも慣れています。

東京の夏祭りは無料ですか?

盆踊りや踊りのパレードは、ほとんどが見るのも参加するのも無料です。お金がかかるのは屋台の飲食で、多くは現金払いです。

高円寺阿波おどりはいつですか?

例年8月下旬の週末、夕方からJR高円寺駅周辺で開かれます。正確な日程と時間は公式サイトで確認してください。

東京のお盆はいつですか?

東京では伝統的に7月13日から16日ごろがお盆ですが、全国的には8月中旬が一般的です。盆踊りは7月、8月の両方で開かれます。

浴衣を着ていかないといけませんか?

ふだんの夏服で問題ありません。浴衣で出かける人も多く、レンタル店なら着付けまでしてもらえます。

雨の日はどうなりますか?

多くの祭りは小雨決行です。大雨や雷のときは盆踊りが中止になることもあるので、当日に主催者のサイトやSNSを確認しましょう。

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