親子イベントの時期と、ポスターの読み方
親子向けのイベントは学校の休みに集中します。3月下旬から4月上旬の春休み、5月5日のこどもの日を含むゴールデンウィーク(公園や川にこいのぼりが泳ぎます)、そして7月下旬から8月末の夏休み。夏休みは祭りや花火の季節とも重なります。11月には3歳、5歳、7歳の子どもが着物姿で神社にお参りする七五三も。それ以外の時期も、ショッピングモールや公園、区の児童館で週末の小さなイベントが開かれ、無料のものも多くあります。
海外から来た家族向けに、ポスターでよく見る言葉もまとめておきます。「親子で参加」は親と子が一緒に参加するイベント、「小学生以下無料」「未就学児無料」は対象年齢の子が無料、「未就学児入場不可」はコンサートや舞台でよくある、小学校入学前の子は入場できないという意味です。「要予約」「事前申込」は事前の申込みが必要、「抽選」は抽選で参加者が決まるという意味です。
- モールや博物館の無料ワークショップは数日前に定員になることもあります。「要予約」かどうかを確認しましょう。
- 「子ども料金」の区分は年齢ではなく学年で決まることが多いので、細かい条件まで読んでおくと安心です。
雨の日にも使える定番スポット
イベントがない日や雨の日に覚えておくと便利な場所もあります。ららぽーと豊洲の「キッザニア東京」は、3歳から15歳ごろの子どもが消防士やパイロットなどの仕事を体験できる街。1日2部制で、事前予約がおすすめです。活動はおもに日本語ですが、英語のプログラムがある日もあります。四谷の「東京おもちゃ美術館」は旧小学校の校舎を使った木のおもちゃの美術館で、0歳から2歳と保護者専用のひろばもあります。
上野公園の国立科学博物館は恐竜の骨格標本や体験型の展示が人気で、常設展は高校生以下無料です。隣の上野動物園は小学生以下無料。竹橋駅近く、北の丸公園の科学技術館は4フロアに体験型の展示があり、実験ショーも毎日開かれています。料金や休館日は変わることがあるので、出かける前に公式サイトで確認してください。
- 博物館は週1日の休館日があることが多く、月曜休みがよくあります。上野動物園も月曜休園です。
- 10月1日の都民の日には、上野動物園など都立の施設で入場無料になることがあります。
電車、ベビーカー、エレベーター
東京の電車にはベビーカーをたたまずに乗ることができます。車両の端などにある、ベビーカーマークと車いすマークのついたスペースを使い、ストッパーをかけておきましょう。平日朝7時30分から9時30分ごろのラッシュは車内がぎゅうぎゅうなので避けるのが無難です。朝のラッシュ時に一部の路線で運行される女性専用車には、小学生以下の子どもなら男の子も乗れます。
ほとんどの駅にエレベーターはありますが、1基だけでホームの端にあったり、使いたい出口から遠かったりすることもよくあります。「エレベーター」の案内表示や駅の構内図で場所を確認しましょう。エスカレーターでのベビーカー使用は禁止です。大きな祭りや花火大会、混雑するパレードには、ベビーカーより抱っこひものほうが動きやすいことが多いです。電車は小学校入学前の子どもなら大人1人につき2人まで無料、小学生はこども運賃(半額)です。こども用のICカードは駅の窓口で、年齢を確認できるものを見せて購入するのが一般的です。
- 新宿駅や東京駅のような大きな駅では、エレベーター移動で5分から10分余計にかかることも。予定に余裕を。
- 改札近くの構内図で、エレベーターのある出口を確認してから出口を選びましょう。
授乳室、食事、トイレ
デパートや大型ショッピングモール、多くの大きな駅には授乳室やベビールームがあり、個室の授乳スペースやおむつ替え台、ミルク用のお湯が用意されていることも多いです。東京都は、授乳やおむつ替えのできる公共スペースを「赤ちゃん・ふらっと」として登録していて、公園や児童館などを中心に1,600か所以上あります。一覧は東京都福祉局のページで確認できます。ベビーチェアやおむつ替えシートのある公衆トイレも多くあります。
子ども連れの外食も難しくありません。ファミリーレストランにはお子様ランチやキッズメニュー、子ども用の椅子、ドリンクバーがあり、モールのフードコートなら小さな子が泣いても気になりません。コンビニではおにぎりやパン、果物、飲み物が買え、ドラッグストアにはおむつやベビーフード、おしりふきがそろっています。祭りの屋台なら、かき氷やチョコバナナが手ごろで子どもにも喜ばれます。
- デパートのベビールームは子ども服売り場の階にあることが多いです。わからなければインフォメーションで聞きましょう。
- 使用済みおむつ用の袋を持ち歩くと安心です。東京は街なかのごみ箱が少なく、持ち帰りが基本の場所も多いです。
時間帯、混雑、迷子になったら
いちばん大事なのは時間帯です。列が短く子どもも元気な開場直後に着くようにし、メインの予定は午前中に。そうすればお昼寝は帰りの電車やベビーカーで。ほとんどの場所で、平日は週末よりずっと空いています。夏は屋外のイベントを午前中か17時以降にして、日中は屋内で過ごすのがおすすめです。小さな子に暑さはこたえます。祭りは夜の混雑が始まる前の午後がいちばん子連れ向きです。
大きなイベントには、本部や救護所の近くに「迷子センター」「迷子案内所」があるのがふつうです。はぐれたら立ち止まって、制服のスタッフかおまわりさんを探すよう子どもに伝えておき、駅前の交番の場所も一緒に確認しておきましょう。電話番号を書いたカードをポケットに入れたり、リストバンドに書いたりしておくと安心です。当日の朝に子どもの写真を撮っておけば、服装をそのままスタッフに見せられて役に立ちます。
- 混雑するイベントでは、大きな子とは正門や大きな看板など、わかりやすい集合場所を決めておきましょう。
- 着替えを1組持っていくと安心。水遊び、雨の中の祭り、かき氷、どれも同じ結末になりがちです。