新着:東京のガイドと旅のヒントを160本以上公開しました。Suica、eSIM、空港アクセスからラーメン、ディズニー、日帰り旅まで。上のメニューの「ガイド」からどうぞ。
TokyoEvents
ガチャを回して、東京のイベントをランダムに発見! 何が出るかはお楽しみ

読みもの

旅の日程を合わせたい、東京の大きな祭り

東京ではほぼ毎週末どこかで祭りがありますが、旅の日程をわざわざ合わせる価値があるのは十数ほどです。町じゅうが祭り一色になり、何十年、何百年と続いてきたものばかり。ここでは月の順に、どんな祭りか、例年いつごろか、人混みに行くだけの理由、当日が楽になるコツをひとつずつまとめました。日程は年によって少しずつ変わるので、予約の前に公式サイトを確認してください。

三社祭で雷門前の人混みを進む神輿
写真: Takao Sato, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

1月:明治神宮の初詣

明治天皇と昭憲皇太后をまつる明治神宮は、原宿と代々木のあいだの森に囲まれた神社で、初詣の参拝者数は全国一。三が日だけで約300万人が訪れます。大晦日の夜も門が開いていて、広い玉砂利の参道では警察と職員が人の流れを区切りながら少しずつ前へ進めます。祭りというより、街じゅうの人が同じ行事をいっしょにする時間で、暗い森の中をゆっくり進む人の波は、東京らしい一年の始まり方です。

  • 元日の早朝か1月4日以降なら、真夜中よりずっと空いています。お賽銭用の小銭を用意しておきましょう。

2月:浅草寺と増上寺の節分

節分は例年2月3日ごろ。暦の上で春が始まる立春の前日で、豆をまいて邪気を払います。大きな寺では、これが見ものになります。浅草寺では観音さまの前に鬼はいないとされるため「鬼は外」とは言わず、豆まきのあとに七福神の舞が奉納されます。東京タワーを背にした芝公園の増上寺では、その年の年男・年女に力士や著名人も加わり、本堂前から豆や福袋をまきます。無料で、時間も短く、想像以上に盛り上がります。

  • 口を開けたトートバッグや帽子を前に構えると、素手よりずっと多く受け取れます。まき始めると人が前に押し寄せるので注意を。

5月:神田祭

秋葉原に近い神田明神の祭りで、江戸三大祭のひとつです。例年5月中旬に行われ、時代装束の行列が神田、日本橋、秋葉原をめぐる本格的な本祭りは奇数年。週末には町内の神輿が次々と宮入りし、神社まわりの細い道は担ぎ手のかけ声でいっぱいになります。電気街やアニメの看板の前を古い祭りが進んでいく光景も、神田祭ならではです。

  • 偶数年は規模の小さい陰祭りです。予定を立てる前に、その年がどちらか確かめておきましょう。

5月:浅草の三社祭

浅草寺のすぐ隣、浅草神社の祭りで、5月第3週末の3日間にわたって行われます。土曜日は約100基の町内神輿が浅草の街を練り歩き、日曜日は本社神輿3基が早朝に宮出しされ、日が暮れるまで町内を渡ります。担ぎ手は揃いの半纏を着た町会の人たちで、親子何代も担いできた家も少なくありません。熱気も神輿の数も、都内でこれに並ぶ祭りはありません。

  • 沿道の端に立ち、神輿が揺れながら近づいてきたら下がりましょう。神輿に触ったり、前をふさいだりするのは厳禁です。

6月:日枝神社の山王祭

赤坂の日枝神社の祭りで、これも江戸三大祭のひとつ。神田祭と交互に本祭りを行い、偶数年の6月中旬に大規模な神幸祭があります。王朝装束の約500人が神輿とともに長さ約300メートルの行列をつくり、永田町、皇居周辺、東京駅、日本橋、銀座を一日かけてめぐります。近年は平日の開催で、オフィスビルや百貨店のあいだを行列が進む光景はほかでは見られません。三社祭よりずっと落ち着いて見物できます。

  • ルートとおおよその時刻は事前に公開されます。追いかけるより、日本橋や銀座など一か所で待つほうが楽です。

6月:東京プライド

NPO法人東京レインボープライドが主催し、主催者はアジア最大級のプライドイベントとしています。日本で最初のプライドパレードは1994年に東京で行われました。長く春に開かれてきましたが、2025年からはプライド月間の6月に移り、月を通していくつかのイベントが行われています。中心は代々木公園の入場無料のフェスティバルで、コミュニティ団体や企業、大使館のブース、音楽やドラァグショーのステージがあり、日曜日には渋谷と原宿をめぐるパレードがあります。あたたかい雰囲気で、見る側として気軽に参加できます。

  • 沿道からの見学は無料です。歩きたい場合は、公式サイトに載っているパレード参加団体に申し込みます。

7月下旬:隅田川花火大会

起源を江戸時代にさかのぼる、東京でいちばん歴史があり有名な花火大会で、例年7月の最終土曜日に開かれます。浅草や東京スカイツリーに近い隅田川の2つの会場から約2万発が上がり、100万人近くが訪れます。東京の花火シーズンの幕開けで、その夏はじめて浴衣を着る日という人も多い夜です。

  • 打ち上げ会場近くの道は立ち止まり禁止になります。少し離れた川沿いを選ぶか有料席を取り、何時間も前に着いておきましょう。

8月中旬:深川八幡祭り

深川八幡祭り、門前仲町の交差点で神輿に水を浴びせる様子
写真: 東京特許許可局, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

江東区・富岡八幡宮の祭りで、江戸三大祭の残るひとつ。「水かけ祭り」の別名どおり、通り過ぎる神輿の担ぎ手に沿道からバケツやホースで水を浴びせます。真夏の暑さの中では、それがむしろありがたいくらいです。毎年8月中旬に行われますが、3年に一度の本祭りでは50基を超える大神輿が門前仲町周辺を次々と渡御します。それ以外の年は規模が小さくなります。

  • 見ているだけでも濡れると思っておきましょう。スマホはジッパー付きの袋に入れ、乾きやすい服で。

8月と12月:コミックマーケット

東京ビッグサイトで開かれる世界最大の同人誌即売会です。アマチュアやセミプロの「サークル」が、アニメ・マンガ・ゲームの二次創作を中心に、自作のマンガやイラスト集、音楽、グッズを頒布し、企業ブースにはアニメ制作会社や出版社が並びます。開催は年2回、8月中旬ごろの週末と12月末で、来場者は数十万人規模。コスプレエリアや会場の規模、ボランティアが支える運営など、ほかのイベントとはまったく別物です。

  • 大人は全員、その日専用のチケットかリストバンドが必要で、事前販売です。ルールは回ごとに変わるので、必ずその回の告知を確認しましょう。

8月下旬:高円寺阿波おどりと浅草サンバカーニバル

見物客が並ぶ通りを踊り進む高円寺阿波おどりの連
写真: KQuhen, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

8月最後の週末、JR高円寺駅周辺の通りを約1万人の踊り手が埋め、2日間で100万人近くが見物に訪れます。1957年に始まり、本場の徳島以外では最大規模の阿波おどりです。「連」と呼ばれるグループが鳴り物に合わせて商店街を踊り進み、編み笠の女踊りはきびきびと、男踊りは低く自由に。

同じ8月下旬には、例年、雷門近くの通りをサンバチームが競い合いながらパレードする浅草サンバカーニバルもあります。1980年代はじめから続く東京の夏の風物詩で、どちらも見物は無料です。

  • 阿波おどりは駅周辺の複数の通りで踊られ、夜は移動に時間がかかります。早めに着いて一か所でじっくり見るのがおすすめです。

10月下旬:池袋ハロウィンコスプレフェス

コスプレイヤーにとっての大本命で、10月末ごろの数日間、豊島区、アニメイト、サンシャインシティなどでつくる実行委員会が主催します。サンシャインシティや池袋駅周辺の通り、公園が撮影スポットになり、国内最大級のハロウィンイベントのひとつです。区が来訪を控えるよう呼びかけている渋谷の路上とは違い、運営がしっかりした和やかなイベント。アニメやゲームのキャラクターを小道具やメイクまで作り込んだ本気のコスプレが見られます。

  • コスプレで参加する人は登録チケットを買い、公式の更衣室で着替えます。普段着での見学は無料ですが、コスプレイヤーを撮影するにはカメラマン参加のチケットが必要で、撮影前にはひと声かけましょう。

11月:酉の市

酉の市の露店にずらりと飾られた縁起熊手
写真: Yoshikazu TAKADA from Tokyo, Japan, CC BY 2.0, Wikimedia Commons

11月の酉の日に各地の鷲神社・大鳥神社で開かれる市です。酉の日は12日ごとにめぐってくるので、年に2回か3回あります。最大は浅草の鷲神社で、商売繁盛を「かき込む」縁起物の熊手を売る店が約150軒並びます。熊手が売れると、売り手と買い手がいっしょに威勢よく手締めをし、夜遅くまでにぎわいます。新宿の花園神社の酉の市もよく知られています。商店主や小さな会社の人たちの祭りで、昔の東京の空気が残っています。

  • 提灯に熊手が照らされる夜がおすすめです。現金を持って行き、はじめての年は小さな熊手で十分です。

よくある質問

東京でいちばん大きな祭りは何ですか?

何で数えるかによります。三社祭や隅田川花火大会はそれぞれ100万人規模の人出があり、明治神宮の初詣は三が日で約300万人ですが、こちらは祭りというより参拝です。

東京で祭りが多いのは何月ですか?

5月と8月で、6月がそれに続きます。5月は神田祭と三社祭、6月は偶数年の山王祭と東京プライド、8月は深川八幡祭り、高円寺阿波おどり、コミケ、そして週末ごとの花火大会があります。

東京の祭りは無料ですか?

ほとんどが見学無料です。有料なのは花火大会の有料席、コミケのチケットやリストバンド、池袋のコスプレ登録やカメラマン登録などです。

観光客も神輿を担げますか?

担ぎ手は町会などの団体に属し、揃いの半纏を着ているので、飛び入りはできません。事前にきちんと頼めば受け入れてくれる団体もあります。

神田祭と山王祭が隔年なのはなぜですか?

ふたつの神社が交互に本祭りを行う習わしで、神田祭は奇数年、山王祭は偶数年です。陰祭りの年も神事や小規模な行事は行われます。

大きな祭りには何を持って行けばいいですか?

屋台用の小銭と千円札、飲み物、歩きやすい靴、ごみを持ち帰る小さな袋です。東京の街なかにはごみ箱がほとんどありません。

イベントを探す

本ページはプロモーションが含まれています。「PR」表示のリンク経由の購入で当サイトが報酬を得ることがあります。