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東京のコンサート・ライブガイド

東京は、下北沢の200人規模のライブハウスから東京ドームの大型公演まで、世界でも有数のライブが集まる街です。開演は早め、客席は静かで秩序があり、撮影は原則禁止、終演後は順番に退場。日本ならではのルールを知っておくと、ずっと楽しめます。下の公演一覧は毎日更新しています。

ファンで埋まった東京ドームと奥のステージ
写真: Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan, CC BY 2.0, Wikimedia Commons

日本のライブの基本

チケットには「開場」と「開演」の2つの時刻が書かれています。開場は開演の30分から1時間前が一般的です。平日は18時から19時ごろ開演、週末はもう少し早い公演が多く、終電に間に合うよう21時ごろまでに終わるのが普通です。客電がつき終演のアナウンスが流れたら、本当に終わりです。

観客は曲間に大きな声援を送り、MCのあいだは静かに聞く人が多く、モッシュはパンクやメタル以外ではあまり見かけません。スタンディングは整理番号順に入場、指定席は自分の席で楽しみます。アリーナやドームの公演はほとんどが再入場不可です。

ライブハウスからスタジアムまで、会場の種類

北の丸公園の日本武道館
写真: Kakidai, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

ライブハウスは数百人規模の小さな会場で、下北沢、渋谷、新宿、高円寺に集まっています。新宿LOFT、渋谷CLUB QUATTRO、渋谷WWW、恵比寿LIQUIDROOMなどが老舗です。ほぼすべての店でチケット代とは別にドリンク代(500円から1,000円ほど、現金が多い)を入口で払い、ドリンクチケットをバーで交換します。その上の規模がZepp DiverCity(お台場)やZepp Hanedaで、こちらも基本はスタンディングです。

座席のあるホールは数千人規模で、NHKホール、有楽町の東京国際フォーラム、有明の東京ガーデンシアターなど。長年親しまれた中野サンプラザは再開発のため2023年に閉館しました。アリーナクラスは、1960年代からコンサートが行われてきた日本武道館、有明アリーナ、国立代々木競技場第一体育館、さいたまスーパーアリーナ、音楽専用で約2万人を収容するKアリーナ横浜などです。

最大級のツアーはドームとスタジアムへ。定番は水道橋の東京ドームで、所沢のベルーナドームは屋根はあっても側面が開いているため、夏は暑く冬は冷えます。夏は横浜の日産スタジアムや、2026年からMUFGスタジアムの名称になった国立競技場も使われます。都外の会場も多いので、移動時間を先に確認しておきましょう。

開演前の準備:物販、コインロッカー、ペンライト、スマホ

東京ドームの外でグッズ販売に並ぶファン
写真: J-phopho, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons

物販はそれ自体がひとつのイベントです。大型公演では開場の数時間前から販売が始まることも多く、人気のサイズはすぐ売り切れます。事前通販や、オンライン注文して会場で受け取る方式を用意するツアーも増えています。公演日は最寄り駅のコインロッカーが早く埋まり、クロークのない会場も多いので、荷物は小さくまとめましょう。

アイドルやアニメ、J-POPの多くの公演ではメンバーカラーに合わせてペンライトを振ります。公式ペンライトを使い、頭より高く上げず、後ろの人の視界をさえぎらないのが基本です。撮影・録画はいまも多くのライブで禁止です。一部の曲や公演全体で撮影OKとするアーティストもいますが、その場合は画面や公式サイトで告知されます。案内がなければ禁止と考えてください。

  • チケットの名義と同じ身分証を持参しましょう。人気公演では入場時に本人確認があります。
  • 現金を用意しておくと安心です。ライブハウスのドリンク代や一部の物販はカード不可です。
  • 食事は先に済ませておきましょう。会場内の飲食は限られていて、どこも行列です。

大型公演の帰り方

アリーナやドーム、スタジアムでは終演後に規制退場があり、アナウンスに従ってブロックごとに順番に退場します。最後のブロックまで30分以上かかることもあり、その後の最寄り駅では入場規制がかかることもよくあります。東京ドームも公式に分散退場への協力と、最寄り以外の駅の利用を呼びかけています。

おすすめは、ひと駅分歩いて別の駅を使うことです。東京ドームなら水道橋のほか、後楽園、春日、飯田橋も歩ける距離です。埼玉、千葉、横浜の会場に行くときは、ホテルまでの終電を開演前に確認しておきましょう。アンコールが長引いたうえに規制退場が重なると、乗り継ぎを逃すことがあります。

東京近郊の音楽フェス

千葉のZOZOマリンスタジアム、サマーソニックのメインステージ
写真: Nesnad, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

東京から行きやすい夏の大型フェスがSUMMER SONICです。例年8月中旬に千葉のZOZOマリンスタジアムと幕張メッセで開かれ、都心から電車で30分から40分ほど、海外のヘッドライナーも多く出演します。年末には音楽誌のロッキング・オンが主催するCOUNTDOWN JAPANが幕張メッセで数日間開かれ、最終日はカウントダウンで締めくくられます。

FUJI ROCK FESTIVALは東京でも富士山でもなく、7月下旬に新潟の苗場スキー場で開かれます。新幹線で越後湯沢まで行き、シャトルバスで向かう山のキャンプ型フェスなので、日帰りではなく旅行として計画するのが現実的です。

  • フェスのチケットは早割や抽選など、数か月前から段階的に販売されるのが一般的です。
  • 8月の幕張はとても暑くなります。屋外のスタジアムステージには水、タオル、帽子を。

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よくある質問

日本のライブは何時に始まって何時に終わりますか?

平日は18時から19時ごろ開演、21時ごろまでに終わる公演が多いです。週末は開演が早めで、開場は開演の30分から1時間前が一般的です。

ライブ中に写真や動画を撮ってもいいですか?

基本的には禁止です。一部の曲や公演全体で撮影OKとするアーティストもいますが、その場合ははっきり告知されます。案内がなければ撮影しないでください。

ライブハウスのドリンク代とは何ですか?

チケット代とは別に入口で払う必須の料金で、500円から1,000円ほどが一般的です。もらったドリンクチケットをバーで飲み物と交換します。

途中で外に出て再入場できますか?

アリーナ、ドーム、スタジアムの公演はほとんどが再入場不可です。小さなライブハウスは店によるので、入口のスタッフに確認しましょう。

東京ドームの終演後、外に出るまでどのくらいかかりますか?

ブロックごとの規制退場なので、最後のブロックは30分以上待つこともあります。水道橋ではなく後楽園、春日、飯田橋まで歩くと早く帰れます。

フジロックは東京で開催されますか?

いいえ。新潟の苗場で開かれ、東京から新幹線で約90分、さらにシャトルバスで向かいます。東京近郊の大型フェスなら千葉・幕張のSUMMER SONICです。

旅行者でも東京のライブのチケットは買えますか?

大きな公演の多くはファンクラブやプレイガイドの抽選で販売され、アカウントの認証に日本の電話番号へのSMSが必要なことがほとんどです。旅行者なら、ツアーの海外向け販売ページや英語版のあるサイトを探し、公式の販売元から買いましょう。詳しくはチケットガイドで説明しています。

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