ゴールデンウィークとは、いつなのか
中心になるのは4月29日の昭和の日、5月3日の憲法記念日、5月4日のみどりの日、5月5日のこどもの日の4つの祝日です。祝日が日曜日に重なると次の平日が振替休日になり、5月6日が休みになる年もあります。間の平日を休みにする会社も多く、曜日の並び次第で飛び石の数日間から1週間以上の大型連休まで、年によって長さが変わります。
東京では、二つの変化が起きます。丸の内や大手町などのオフィス街は静かになり、帰省や旅行で都内を離れる人も多くなります。一方で全国から人が集まるので、観光地やテーマパーク、繁華街は春で一番の混雑になります。
花、こいのぼり、そして夜祭り
GWは桜と梅雨のあいだにあり、花を見るのに良い季節です。文京区の根津神社では4月いっぱいつつじまつりが開かれ、境内の斜面に数千株のつつじが咲きます。終盤が連休の始まりと重なる年も少なくありません。江東区の亀戸天神は池にかかる藤棚と東京スカイツリーの組み合わせで知られ、見頃は例年4月下旬から5月上旬ですが、開花は年によってかなり前後します。
こどもの日に向けて、街のあちこちにこいのぼりが上がります。東京タワーでは2009年から毎春、高さ333mにちなんで333匹のこいのぼりをタワーの足元に掲げています。西の府中市では、大國魂神社のくらやみ祭が毎年4月30日から5月6日まで行われます。千年以上の歴史を持つ祭りで、5月5日の夜には大太鼓を先頭に8基の神輿が渡御し、数十万人が訪れる、東京近郊でも屈指の伝統行事です。
なお、よく連休中と思われがちな神田祭は5月中旬、浅草の三社祭は5月第3週の週末で、GWのあとです。連休後も滞在するなら、こちらも予定に入れておくとよいでしょう。
- 藤もつつじも春の天候で見頃がずれます。どちらの神社も開花状況を発信しているので、出かける前に確認を。
- 亀戸天神では近年、夜に藤のライトアップを行っていて、昼間より落ち着いて見られます。
グルメ、音楽、大型イベント
大型の屋外グルメフェスはGWに合わせて開かれることが多く、近年はお台場で有名店の肉料理が集まる肉フェスが連休を通して開催され、東京スカイツリータウンの台湾祭も連休を含む春の期間に開かれています。ほかにも公園や広場では食やクラフトのイベントが毎週のように行われ、入場無料で一品ずつ買うスタイルがほとんどです。
音楽なら、東京駅近くの東京国際フォーラム周辺で連休中に開かれるクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」があります。短めで手頃な公演や周辺の無料イベントがあり、子ども連れでもクラシックに触れやすい催しです。ロック好きは千葉市蘇我スポーツ公園の春フェス「JAPAN JAM」へ。都心から40分ほどです。劇場やアリーナ、美術館も連休に人気の企画を組むので、チケットが必要なものは早めに押さえましょう。
- グルメフェスは昼どきが一番混みます。開場直後か夕方が狙い目で、カード非対応の店もあるので現金も用意を。
- 屋外イベントは小雨なら開催されることが多いです。天気が怪しい日は公式ページで「雨天中止」の記載を確認しましょう。
混雑、交通、予約のコツ
東京のほとんどの施設は通常どおり営業しています。百貨店、お店、飲食店、観光施設、多くの美術館や博物館も開いていて、月曜休館の館は祝日の月曜に開館し、別の日に休むことが多いです。銀行、郵便局の窓口、区役所は祝日は休みです。人気の飲食店は予約で埋まるので、行きたい店があるなら早めに予約を。
長距離移動は連休の初めと終わりがピークです。近年JR東海はGW期間中、東海道新幹線の「のぞみ」を全席指定席にしていて、指定席は乗車日の1か月前の午前10時から発売されます。京都などへ足を延ばすなら発売日に押さえるのが安心です。都内のホテル代も上がります。都内での混雑対策はタイミングがすべてで、浅草やスカイツリー、お台場などは朝早くなら落ち着いていて、昼には混み合います。連休の中日の平日は、祝日よりずっと空いていることもよくあります。
こどもの日、天気、持ちもの
5月5日はこどもの日です。子どもの健やかな成長を願ってこいのぼりを上げ、家では兜を飾り、和菓子屋さんに並ぶ柏餅を食べます。この日に菖蒲湯を用意する銭湯もあります。公園や博物館、動物園ではGWに家族向けのイベントが多く、子ども連れにはうってつけの時期です。
天気は一年でも指折りの過ごしやすさで、日中は穏やか、夜は少し涼しく、晴れの日が多めです。ときどき雨の日もあります。日差しは思ったより強いので、屋外イベントでは帽子と日焼け止めを、夜に備えて薄手の上着も持っていきましょう。