公演情報の読み方
公演情報にはだいたい同じ項目が並びます。OPENは開場、STARTは開演で、30分後が一般的です。小さな会場の平日公演は18時半〜19時半ごろの開演が多く、週末は昼から始まることもあります。ADV(前売)は前売料金、DOOR(当日)は当日料金で、数百円、多くは500円高くなります。「(+1D)」「ドリンク代別」は入口でドリンク代を別に払うという意味です。学生証が必要な「学割」や、年齢確認書類が必要な「U23」などの割引もあります。
多くの日は3〜5組が短いセットで出演する「対バン」で、1組だけが一晩演奏するのが「ワンマン」です。対バンの出演順(タイムテーブル)は事前に公開されないことも多く、当日に会場や出演者のSNSで出る場合もあります。お目当てが1組なら、開演近くに着くか、当日の告知を確認しましょう。
- OPEN/START=開場/開演、ADV/DOOR=前売/当日。
- 「+1D」「ドリンク代別」=入口でドリンク代を別途支払い。
- 整理番号=入場順の番号。当日券=当日会場で売るチケット。
- 「配信」は会場に入れるチケットではなく、オンライン視聴です。
チケットの買い方(海外在住の友人にも)
規模の大きい公演はイープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなどのプレイガイドで売られます。会員登録のSMS認証は日本の携帯番号が前提になることが多く、海外の友人には壁になります(詳しくはチケットのページで)。インディーズやアイドル、クラブ系の公演は小さなプラットフォームを使うことも多いです。LivePocketは国・地域を選べば海外の携帯番号でもSMS認証ができ、2026年に新サイトへ移行したため、t.livepocket.jpで始まる旧URLはもう使えません。ZAIKOは英語・中国語・韓国語に対応し、メールアドレスだけで登録でき、海外発行のクレジットカードも使えます。
いちばん小さな公演は予約制です。「予約」「チケット予約」と書かれていれば、出演バンドか会場にメッセージ、メール、電話で申し込み、当日入口で支払います。これがいわゆる「取り置き」です。受付では予約した名前を伝えましょう。会場の窓口で前売券を売っているところもあります。売り切れでなければ当日券があるのが普通なので、知らないバンドの対バンならふらっと行っても大丈夫なことが多いです。
- 日本の電話番号がない友人には、ZAIKOやLivePocketで売っている公演が狙い目です。
- 取り置きの名前は控えておきましょう。受付はその名前で確認します。
- チケットは公式の販売元で。定価を超える転売は法律で規制されています。
当日の流れ:整理番号、ドリンク代、ロッカー
開場前に着きましょう。スタッフが整理番号順に、10番ごとなどに区切って呼び出し、待つ人は会場の外や階段に並びます。近隣の迷惑にならないよう、歩道をふさがないように案内されます。Zeppは、開場後に到着すると整理番号が無効になる場合があるとしています。その場合は最後の入場になります。
入口でチケットを見せ、ドリンク代を払います。2026年はおおむね1人600〜700円で、Zeppは600円、下北沢のDaisyBarは2026年7月から700円、渋谷のWWWは2027年1月の公演から700円に改定されます。水だけでいい人も必ず払うもので、多くのライブハウスが飲食店として営業しているためです。代わりにコインやチケットを受け取り、バーで飲み物と交換します。有効なのは当日だけで、終演後よりも転換中のほうが空いています。基本は現金ですが、Zepp Shinjukuはキャッシュレスで、交通系ICカードが中心です。
ロッカーは小さく数も少なめです。たとえばWWWのコインロッカーは400円で小さなリュックが入るサイズ。地下の小さな会場は数個しかないか、まったくないこともあり、混む日は駅のロッカーも早く埋まります。フロアはほぼスタンディングなので、荷物は少なく、足を踏まれてもいい靴で。通常の公演は再入場できないことが多いので、用事は入場前に済ませましょう。
- ドリンク代用に千円札か小銭を用意しておくとスムーズです。
- ドリンクの引き換えは早めに。終演後は使えなくなることがあります。
- 小さくて音の大きい会場では耳栓があると楽です。
マナー:撮影、モッシュ、年齢制限
撮影・録画はほとんどの公演で禁止で、出演者が許可した場合だけ可能です。ルールは開演前のアナウンスやステージ脇の掲示で伝えられます。1曲だけ、あるいは全編撮影OKにする出演者も増えていますが、何も案内がなければスマホはしまっておきましょう。モッシュやダイブはジャンル次第で、パンクやハードコアの夜には付きものですが、Zeppなどは周囲に危害を及ぼす行為を控えるよう求めています。フロアの雰囲気を見て、苦手なら前方から少し下がりましょう。
転換中はバーや物販へ。小さな公演ではメンバー本人がCDやTシャツを売っていて、気軽に話せます。年齢制限は時間帯によります。WWWは22時以降20歳未満の入場を断り、顔写真付きの身分証で確認します。オールナイトのイベントは主催者や条例による年齢制限があるので、遅い時間の公演には身分証を持って行きましょう。
- 撮影は出演者や会場がはっきり許可したときだけ。
- 拍手や声援は曲の合間に。静かな曲の最中のおしゃべりは控えめに。
- 22時を過ぎる公演には顔写真付きの身分証を。
ライブハウスが集まるエリア
いちばん密集しているのは下北沢で、ほとんどが駅から5分以内です。ロックやパンクのSHELTER、ギターロックのCLUB Que、インディーやポップのDaisyBar、CLUB251、同じビルの同じフロアにあるBASEMENT BARとTHREEなど。渋谷ではスペイン坂のライズビルにWWWとWWW Xが入り、坂の上の道玄坂・円山町エリアにSpotify O-EASTなど4つの会場、来日バンドも多い老舗の渋谷クラブクアトロがあります。
日本のパンクの聖地とも呼ばれる高円寺には、駅近くのKOENJI HIGH、丸ノ内線東高円寺駅周辺には小さな地下のUFO CLUBや二万電圧があります。新宿には1970年代から続くロックの拠点で今は歌舞伎町の地下にある新宿LOFT、パンクやメタルのANTIKNOCK。恵比寿のLIQUIDROOMや、お台場、羽田、歌舞伎町のZeppは、ツアーで回るアーティストが出る大きめの会場です。
- アクセスページで出口を確認しましょう。下北沢駅は出口が複数あります。
- 小さな会場は地下への階段の先にあることが多く、路上のスケジュール看板が目印です。