カラオケボックスの仕組み
受付で人数と利用時間(30分、1時間、フリータイムなど)を伝え、希望があれば機種(DAMかJOYSOUND)も指定します。料金は1人30分ごとの室料で、多くのチェーンはワンドリンク制です。1人1回の入室につき最低1品の飲み物を頼む決まりで、30分ごとではありません。たとえばカラオケ館やまねきねこは、1人1回の利用につき1ドリンクです。会計は帰りにフロントかセルフレジで。
会員料金は一般料金より安いので、初回は会員登録から始まることが多いです。カラオケ館の会員証は現在アプリで、30分料金のプランなら同じ部屋の1人が会員なら全員が会員料金になります。まねきねこは全店会員制で、初回にグループの1人が身分証明書(パスポート可)と通話できるスマートフォンを用意して登録します。会員証がアプリだからです。
部屋ではタッチパネルのリモコンで、曲の検索や予約、キー変更、採点まで操作できます。DAMでは「デンモク」、JOYSOUNDでは「キョクナビ」と呼ばれ、JOYSOUNDはアプリで自分のスマホをリモコンにすることもできます。飲み物や料理は部屋の電話やタブレットから注文し、終了時間が近づくとフロントから延長するかどうかの電話がかかってくるのが一般的です。
- フリータイム=決まった時間帯の中で、長時間でも定額。
- 延長=時間の追加。終わり近くの電話でそう伝えます。
- ワイヤレスマイクは1部屋2本が基本で、4本使える部屋がある店もあります。
主なチェーンと違い
ビッグエコーはDAMを手がける第一興商の運営で、渋谷、新宿、池袋などの主要駅周辺に店舗があります。カラオケ館は都内に80店以上あり、駅近くでビル一棟を使う店が多く、英語サイトがあり、機種やメニューは英語・中国語・韓国語に対応。クレジットカードやほとんどのスマホ決済が使えます。
コシダカが運営するカラオケまねきねこは店舗数日本一をうたうチェーンで、多くの店で飲食物の持ち込みができますが、持ち込み不可の店もあるので店舗情報で確認を。JOYSOUNDはおもに機種のブランドで多くのチェーンに入っていますが、直営店もあります。どのチェーンも店ごとの機種、料金、営業時間をサイトに載せていて、入口に現在の料金表を出している店も多いです。
- 料金は店舗、曜日、時間帯で変わります。入る前に入口の料金表を確認しましょう。
- どうしても歌いたい曲があるなら、予約時にDAMかJOYSOUNDを指定しましょう。
料金:30分料金、フリータイム、ドリンクプラン
料金は1人30分ごとで、時間帯で変わります。いちばん安いのは平日の昼間で、30分数百円以下の店もあります。夜と週末は高くなり、会員料金や学生料金は一般料金より安く設定されています。学生料金には学生証かアプリの学生バッジが必要です。ドリンク制の店では、これに1人1品の飲み物代が加わります。
フリータイムは長時間でも定額のプランです。昼間に実施する店が多く、夜遅くから朝5時ごろまでの深夜フリータイムは、始発を待つ定番の過ごし方です。飲み放題やソフトドリンクバー付きのパックはほとんどのチェーンにあり、全プランにドリンクバーが付く店もあります。3時間以上いるなら、30分料金とフリータイムのどちらが安いかフロントで聞いてみましょう。フリータイムのほうが安いことがよくあります。カラオケ館のよくあるご質問に細かいルールが載っています。
- 会員アプリや学生証は、会計時ではなく受付で見せましょう。
- 20歳未満はお酒を注文できません。飲み放題ではグループ全員の身分証確認をする場合もあります。
- 年末年始などの特別期間は料金が変わることがあります。
英語の曲、ヒトカラ、推し活ルーム
DAMもJOYSOUNDも英語の曲を豊富にそろえ、韓国語や中国語の曲もあります。外国人客の多いチェーンではリモコンを英語表示に切り替えられます。アーティスト名はアルファベットで検索でき、どうしても歌いたい曲があるなら各メーカーのサイトで事前に配信状況を確認できます。J-POPやアニソンの多くは本人映像付きで、それも楽しみのひとつです。
ひとりで行く「ヒトカラ」はまったく普通のことで、どのチェーンも1人で利用できます(混雑時は断られることもあります)。ワンカラはヒトカラ専門のチェーンで、1人用の個室に高音質ヘッドホンとコンデンサーマイク、ドリンクバーがあり、スタッフが扉を開けることはありません。24時間営業の新宿大ガード店、上野店、南池袋店などがあり、完全会員制なので身分証を持って行きましょう。
カラオケは推し活の場にもなっています。アニメやK-POPとのコラボ企画が定期的にあり、コラボルームや限定ドリンク、グッズが登場するほか、大画面でライブ映像を一緒に観るために部屋を借りるファンもいます。開催中の企画はカラオケ館のコラボページやまねきねこのコラボサイトで確認できます。
- 海外アーティストは、海外での表記どおりアルファベットで入力しましょう。
- コラボルームはすぐ埋まることがあるので、予約が始まったら早めに。
予約、深夜利用、年齢制限
ほとんどの場合、予約なしで入れます。金曜・土曜の夜、祝前日、忘年会シーズンは混むので、その時期や大人数なら予約しておきましょう。カラオケ館はネットとLINE、まねきねこは予約サイトか電話、ビッグエコーは各店への電話で予約できます。10人以上のパーティールームは予約が確実です。
大きな駅の近くには朝まで営業する店が多く、24時間営業の店もあるので、終電を逃したときに始発まで過ごす定番の場所になっています。東京都の青少年健全育成条例では、18歳未満を深夜(午後11時から午前4時)にカラオケボックスへ入場させてはいけないことになっており、チェーンの自主規制もあります。カラオケ館の場合、16歳未満は18時まで、18歳未満は22時まで、保護者同伴なら23時までです。
いまはほとんどの部屋が禁煙で、喫煙ルームや加熱式たばこ専用ルームがある店もあります。ドアは閉め、窓を開けて歌うのはやめましょう。備品を壊した場合は費用を請求されるので、部屋は使ったときのままにして出ましょう。
- 金曜・土曜の夜、特に12月は予約を。
- 深夜フリータイムは始発のころに終わるのが一般的です。受付で終了時刻を確認しましょう。