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浸透する絵画――物質とイメージ
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浸透する絵画――物質とイメージ

◇ いつ

土曜日, 8月 8, 2026

→ 日曜日, 8月 30, 2026

⌖ 場所

Artdyne

2F Room C Koura Daiichi Bldg., 1-1-6, Nihombashi Kayabacho, Chuo-ku, Tokyo

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Artdyneでは、8月8日よりグループ展「浸透する絵画――物質とイメージ」を開催します。本展は「染み込み」の技法を出発点に、物質とイメージ、意図と偶然、絵具と支持体との関係を探ります。 戦後から現代にかけて、7名の作家による作品が一堂に会し、絵画の一つの流れを辿ります。絵具を単なるイメージ創出の手段としてではなく、絵具が流れ、染み込み、広がり、支持体と反応する現象そのものに焦点を当てています。 1950年代以降、アメリカの作家たちは、薄めた絵具が未処理のキャンバスに直接しみ込む「ステイニング」技法を開発しました。日本でも1960年代後半から1970年代にかけて、素材や制作過程、作品と環境の関係性に注目する作家が現れました。榎倉康二は、オイルや廃油を紙や布、壁や床に染み込ませ、浸透する行為そのものを作品の一部としました。 本展の作家たちは、必ずしもステイニングや榎倉の手法に直接結びつくものではありませんが、それぞれ異なる背景や視点から絵画にアプローチしています。共通するのは、素材がイメージ形成に能動的に関与する姿勢です。絵具は流れ、染み込み、にじみ、重なり合い、支持体も受動的な表面にとどまりません。 一度絵具が布や紙にしみ込むと、その動きを完全に制御することはできません。重力、水分、素材の吸水性が予期せぬ要素を加えます。作家はこうした痕跡に呼応し、受け入れる・変化させる・発展させるなどの選択をします。ここで意図的な行為と偶然とが絶えず交錯します。 異なる世代・背景を持つ7名の作家の作品を通じて、「物質とイメージのあいだ」は浸透という行為を切り口に、絵具と支持体、意図と偶然、素材とイメージの間に何が生まれるのかを探ります。
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