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橋本知成 個展「繰り返し、それでも」
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橋本知成 個展「繰り返し、それでも」

◇ いつ

土曜日, 9月 12, 2026

→ 日曜日, 10月 18, 2026

⌖ 場所

Parcel

1F DDD hotel, 2-2-1 Nihombashi, Bakurocho, Chuo-ku, Tokyo 103-0002

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PARCELでは、橋本知成の個展「繰り返し、それでも」を開催します。本展は、2022年の初個展から4年ぶりとなる橋本のPARCELでの新作展示です。 滋賀県信楽を拠点に活動する橋本知成は、大型の陶彫作品を制作しています。立方体や球体、円柱などの静かで均整のとれた幾何学的な形態は、一見すると洗練された印象ですが、それは形を極めたいという意欲と、決して従順ではない土という素材との対話のなかから生まれています。 手びねりによる紐作り技法で土を積み上げていく過程では、自重によるゆがみや乾燥、焼成による変化が生じます。橋本は、形が崩れても作り直す、粘土を加えては削る、表面を滑らかにしたり粗くしたりしながら、繰り返し手を加えていきます。作品にはその過程で生まれた手跡や削り跡、ひび、筆の跡、金属釉薬のにじみが自然に残されており、偶然性のように見えるものの奥には、素材と向き合いながら重ねた時間と身体の記憶が刻まれています。 新シリーズは「白」を中心に構成され、これまでの特徴であった金属釉の鮮やかな色彩を抑え、形と素材そのものへの対話により向き合っています。白の層の下にかすかに筆致や金属のにじみ、土の凹凸、手の揺らぎが見え隠れし、色彩の奥にあった痕跡が表に現れています。これにより、土と向き合い続けた作家の痕跡がより鮮やかになりました。 展覧会タイトルの「繰り返し、それでも」は、何度形を探っても土が静止することはなく、それでもなお土に立ち戻り、形を重ねていくという作家の姿勢を表しています。この途方もない反復は、同じものをつくり続けることではなく、静かに彫刻表現を更新し続ける営みです。 本展では、橋本知成が現在どのように彫刻と向き合っているかが示されています。静けさのなかに宿るのは、素材に蓄積された時間と、長年にわたり積み重ねられた作家の身体の痕跡です。繰り返しの中で生まれる変化とともに、今の橋本知成の実践にぜひ触れてください。
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