TOKASクリエイター・イン・レジデンス2026展「素足で歩く」
2026年6月27日〜9月20日
本展は、2025年に東京や世界各地でレジデンスに参加した国内外13名のクリエイターによる二部構成の展覧会です。第1部では「テクノロジーと人類の未来」を共通テーマにTOKASレジデンス滞在中に制作した7名の作品が集まり、第2部では6名のクリエイターの作品が紹介されます。各部ともにグループ展として同じ空間で展示されます。\n\n現代社会では、人々の価値観や考え方は所属する集団によって形成されることが多く、それは靴のように私たちを守る一方で、世界との間に距離を生み出します。本展出展のアーティストたちは、意図的にまたは必然的にその「靴」を脱ぎ、素足で世界を感じ直そうとしています。\n\n彼らの実践には、カテゴリーや役割を一旦脇に置き、個人に焦点を当て直す視点があります。異なる時代や土地に生きる他者の思いに耳を傾けたり、身体の一部を見つめたりすることで、場所やアイデンティティを超えた出会いが生まれます。\n\n人間を超えた存在と向き合うとき、社会という「靴」は役に立ちません。人類は自然界の脅威に立ち向かうために集団や社会を築いてきましたが、自然と再び向き合うとき、私たちは自分自身の身体と感覚のみを頼りに素足で立つほかありません。\n\n作家たちは自らの意志や必要性から一時的に社会の前提を離れ、脆弱さを受け入れながら世界との距離を縮めようとします。草や石の上を裸足で歩くことで皮膚の繊細さや質感の豊かさを再認識するように、自ら感じ取った体験から新たな世界とのつながりを探ります。本展では、彼らが素足で歩んだ道筋が浮かび上がります。
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