TokyoEvents
Aa
ログイン
伊藤タット「現在位置」
▸ アート・展覧会

伊藤タット「現在位置」

◇ いつ

2026年7月25日〜8月22日

土曜日 – 土曜日

⌖ 場所

Akiinoue

2F The Rows, 2-3 Daikanyamacho, Shibuya-ku, Tokyo 150-0034

⌖ 地図で見る ↗
AKIINOUEでは、伊藤タットによる個展「現在位置」を7月25日より開催します。 1978年愛知県名古屋市生まれ、現在は東京を拠点に活動する伊藤タットは、2005年にサンフランシスコのアカデミー・オブ・アート大学で絵画の学士号を、2008年にニューヨーク・アカデミー・オブ・アートで修士号を取得しました。アメリカ滞在中には美術館巡りと名作模写を日課とし、その経験が今の制作活動の土台となっています。 伊藤の作品は現代を映し出す「社会史の絵画」をテーマとし、ヴェロネーゼやプッサン、ジャック=ルイ・ダヴィッドといった美術史上の構図・イメージを参照し、神話や宗教画の劇的なフォーマットを借用して、現代の人間活動を歴史のスケールへと結び付けます。 作品に登場するのは神や英雄ではなく、どこにでもいる現代の若者たち。爆発的なエネルギーとともに、今にも崩れそうな繊細さを併せ持っています。この不安定さやバランスの崩れは、急速なテクノロジーの進展により、可能性と不確かさの間で揺れる現代社会そのものの状態を象徴しています。 祭りやイベントの場面で彼らは個性豊かな存在として描かれますが、やがて社会の空気や価値観、無意識の規範に取り込まれ、同調圧力を帯びた「群衆」へと変化します。 これは単なる集団描写に留まらず、現代における人間の在り方──個人の主体性を保ちながらも不可視の力で均質化されていく緊張状態──を指し示しています。その動態は、日常的に私たちが無意識に遭遇する社会的ルールや、画面上に繰り返し現れる装飾的なパターンやモチーフを通じて、伊藤の絵画世界に可視化されています。 また、作品の一部には昭和時代の記憶を想起させるノスタルジックな空気も漂います。これは作家自身の幼少期の記憶に由来し、懐かしい色彩や筆致によって、現実と想像が交差する空間が生まれています。その中で、人間の経験や記憶、認識が多重に重なり合い、時間の感覚が揺れ動きます。 本展はAKIINOUEでの初個展となり、これらのアプローチによって生み出された最新のスクエアキャンバス作品14点を紹介します。全ての作品は、現代社会におけるイメージの受容と共有の構造を示唆する四角い画面で展開されています。
公式ページ ↗
カレンダーに追加
リマインド

開始前にメールでお知らせします。

こちらもおすすめ

コメント 0

ログイン してコメントを投稿できます。

  • ◇ まだコメントはありません。最初の一人になろう!