新花形「ミタイ:遡及するメディア論――人体のねじれ」
金曜日, 8月 7, 2026
マーシャル・マクルーハンは「メディアは人間の身体や感覚の延長である」と述べましたが、新花形は逆に、メディアは身体を単に拡張するのではなく、浸透してそのあり方自体を変容させると提案します。映像、パフォーマンス、インスタレーションを通じて、技術がいかに身体を変えていくか、人間の発明品が創造主へ逆流するかのような現象を探求しています。
1995年東京生まれの新花形は、新進気鋭のアーティストで、近年はプリ・アルス・エレクトロニカ2026での優秀賞受賞をはじめ国際的な評価を得ています。「ねじれ」という概念は、固定された機能や人間中心主義を超える身体のあり方を想像するたとえとして、作家の活動に繰り返し登場します。
本展は新花形にとって初の大規模個展となります。「身体の穴」を主題に、誰の中にもあるが普段意識しない未知のかたちを扱った映像作品群を展示します。展覧会名の「ミタイ」は未知や未完成、未来を想起させる架空の言葉であり、身体変容を想像する可能性が開かれていることを示唆しています。
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