阿部さくらこ「青人草」
月曜日, 8月 17, 2026
日本神話において、人間は「青人草」と呼ばれています。これは「大地の草」という意味で、天に住む神々の視点から、地上で生きる人々を草のように成長し繁栄する存在として表しています。ここでいう草とは、古くから屋根材や燃料、肥料として利用されてきたアシなどの多年草を指します。
この言葉に込められた力強さやしなやかさに着想を得て、作者は「青人草」を本展覧会の中心テーマとしました。日本神話や伝統をモチーフに、アシと人の命、王子と白イノシシの物語、神聖な儀式、穀物の女神、八つの頭を持つ大蛇、絵馬や真珠など、さまざまなテーマを作品で表現しています。
本展は、春に三重県伊勢市で初公開されたシリーズの巡回展で、銀座の夏をイメージした新作の小作品も展示します。
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