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竹田龍 個展「鉱夫の霧」
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竹田龍 個展「鉱夫の霧」

◇ いつ

金曜日, 7月 31, 2026

→ 土曜日, 9月 19, 2026

⌖ 場所

Kosaku Kanechika (Kyobashi)

3F Toda Building, 1-7-1 Kyobashi, Chuo-ku, Tokyo 104-8388

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KOSAKU KANECHIKAでは、2026年7月31日から9月19日まで、京橋ギャラリーにて竹田龍の個展「鉱夫の霧」を開催します。 竹田は、偶然生まれた染みや傷跡を思わせる絵画を制作しています。幼少期の田舎の森の記憶や特徴を、視覚だけでなく、音や匂い、触感も通じて表現しており、絵画行為を“発掘”に喩え、言葉や分類によって失われた無意識の領域を掘り起こすように描いています。 本展では、近年の主要な制作手段である絵画に加え、重要な位置を占める陶作品も展示されます。絵画を中心にしながら、壁掛けのレリーフや立体作品も会場内に点在し、二次元と三次元の境界を横断する構成となっています。 竹田は本展に際し、以下のメッセージを寄せています。 「個展制作に本格的に取り掛かる前、山陰地方を巡る旅に出ました。日本海沿いを走る列車の窓から眺める風景のなか、町並みの屋根に載る石州瓦の赤褐色が、鮮やかな緑に映えて一際目を引きました。この艶やかな赤は、山陰地方で古くから採れる来待石を用いた釉薬によるものです。屋根の四隅には“鬼瓦”が飾られ、その鬼瓦には日本の七福神の一柱・大黒天の顔が彫られています。大黒天は、元々ヒンドゥー教のシヴァ神に由来し、日本神話の大国主命(出雲大社の祭神)と、名前の“おおくに”や“だいこく”の読みが一致したことで習合されました。異なる神々が融合したように、土地の土や石と人の技が交わることで固有の形や色が生まれるのです。自然と歴史の融合が、あの艶やかな赤い瓦に現れています。山陰線のローカル列車に揺られながら、過ぎゆく車窓の景色と、自分の作品との間に重なるものを感じました。」 竹田にとって陶芸は単なる実験的な素材ではなく、絵画に不可欠な身体性を再認識する行為です。幼少期から土に親しんできた彼は「絵を描いているときも、どこか粘土をこねている感覚がある」と語ります。絵画制作のための素描に加え、粘土を彫る際の触感や量感を記した個人的なメモも残しており、それは完成像を先行して思い描くのではなく、手で形を作る「純粋な感覚」を記録するものです。 本展で発表される陶作品は、絵画のイメージ解釈と立体の存在感が交わることで、二次元と三次元の相互作用から生まれました。さまざまな要素が響き合う空間が、竹田の表現に多層的な奥行きを加えています。絵画・彫刻・素描・造形を往還する身体性を通じて生み出された本展の作品群は、作家の活動における新たな重要な章となるでしょう。 約15点の新作絵画と陶作品を展示する竹田龍の個展「鉱夫の霧」に、ぜひご来場ください。
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