新「アーティスト・トゥデイ」展2026:土星の環への視線
土曜日, 9月 12, 2026
横浜市民ギャラリーは2016年より、現代日本美術の先駆的な企画「アーティスト・トゥデイ」展(1964~2006)の精神を継承する新「アーティスト・トゥデイ」展を開催し、今この時代の美術を紹介しています。2026年のテーマは「土星の環への視線」。特別なフィルターを使って孤独や不平等を可視化し、個人や他者、社会的なつながりについて問いかける映像インスタレーションを制作するサリーナ・サッタポン。埃やごみなど、見過ごされがちな物事に潜む物語を彫刻や映像で掘り起こす横手太樹。多様な人々との対話から相互理解の難しさに向き合い、最近では手作りのぬいぐるみを登場させたビデオ作品で今の私たち自身を映し出す辻理恵子。地球と土星は異なる軌道で太陽を回っているため、約15年に一度、土星の環が地球からほとんど見えなくなります。他者が見えにくくなる現象は、土星の環が消えてしまうことになぞらえることができます。3人の作品は、私たちが無意識に目を逸らしがちな存在や現象に焦点を当て、他者や社会を本当に見るための視点を示します。
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