石川直哉「彫刻の呪文」
金曜日, 8月 21, 2026
2024年の個展「Not stand alone - Connections and Ways of Practice」に続き、LOKO GALLERYでは「Sculptglyph: 彫刻の呪文」を開催します。石川のアトリエは自然林の中にあり、屋根や床がありません。そこには台座のない石の彫刻が木々にもたれかかるように置かれています。彫刻と向き合う前に、まず自然や他者とのつながりがあります。こうした関係を通じて、石川は彫刻に向かう自身の方法を見出しました。石を刻む音は徐々に言葉となり、その言葉が断片化した石板に呪文のような象形文字として刻まれています。これらの文字は、「彫刻とは何か。ここにそれを書く。」という石川自身の問いから生まれました。これらの象形文字は、現存する文字体系のように翻訳できるのでしょうか。
「Sculptglyph」は「彫刻」と「記号」を組み合わせた造語です。彫刻と言語が交差するところに生まれたこれらの象形文字は、意味を伝える手段だけでなく、刻むという行為の痕跡でもあり、それ自体が彫刻です。ぜひLOKO GALLERYで、作品に刻まれた象形文字とともに、石川が問い続ける「彫刻とは何か」に思いを巡らせてみてください。
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