三木忍「ノーテーションズ」
土曜日, 8月 22, 2026
三木忍は、音を可視化したり、会話を自らの独自手法で譜面のように記述したりと、私たちが日常的に無意識で共有するルールや関係性を探る作品を手がけてきました。本展「ノーテーションズ」では、こうした営みを「記譜(ノーテーション)」という視点から見直します。「記譜」とは、異なるメディアをまたぎながら経験を編集・翻訳する行為であり、三木が音・言語・身体などメディアを横断して培ってきた表現方法を新たな関係性のかたちとして捉え直します。ここで示される「ノーテーション」は完成された記号体系ではなく、世界を捉え、他者とかかわるための多様な記述の試みです。すなわち、進化し続ける「コミュニケーション」のかたちとも言えるでしょう。これらの作品をたどることは、一つ一つの記譜を解読すると同時に、自らの認識やコミュニケーションのあり方を見つめ直す体験でもあります。
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