三嶋喜一「種から空へ」
火曜日, 6月 30, 2026
1949年生まれの三嶋喜一は、豆を題材にした木彫作品を制作しています。初期は人物像が中心でしたが、60歳頃から豆が自己再生の象徴となり、作品の主題となりました。それ以降、三嶋は豆が持つ生命力や静かな強さ、大地の恵みとの結びつきを追求しています。
北海道で育ち、家族の畑で育てられる豆が日常的だったことから、三嶋は木彫による豆作りを農作業の延長と捉えるようになりました。この制作を通じて、豆は自身のアイデンティティを映すもの、そして命の大切さを示す象徴となっています。
三嶋は国画会会員で、1971年から毎年国展に出品。1980年には第54回国展で新海賞を受賞し、1990年にはみゆき画廊で初の個展を開催。2014年には第3回朝来芸術大賞でグランプリを獲得しました。
会場では巨大な豆や集積した豆など、命の象徴である豆の多様な表現を鑑賞できます。彫刻は見るだけでなく、実際に触れて体感することも推奨されています。
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