日本の鳥〈12〉─タカの眼
土曜日, 7月 18, 2026
猛禽類は、その飛翔力や狩猟能力、威厳ある姿から世界中で象徴的な存在とされてきました。日本画でもたびたび描かれますが、紙に描かれたタカはどこか均一的で人工的な印象を与えることが多く、特に目は実際のタカとは異なり、むしろ龍のように表現されています。一方で、実際の猛禽の顔を正面から見ると、予想と異なりユーモラスな表情にも感じられます。本展では、河辺華挙の『鳥類写生図』から猛禽類のイラストを展示し、写実的なものから素早いスケッチ、精密な描写までさまざまな作風を紹介します。実物標本と比較しながら、画家が何を描き、何を表現しようとしたのかを探ります。特に目の表現に注目し、標本の鋭い視線と絵画の独特な眼差しを比べてご覧ください。
主催:東京大学総合研究博物館
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